ブックタイトル広報あぐに3号

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概要

広報あぐに3号

粟国村広報(第3号)昭和56年8月1日(5)でありますので、重要な個所から順次計画をたてながら執行して参りたいと思います。部落内道路も浸水など村民に大変にご迷惑をかけている所もあり、綿密に見当を加えながら舗装して行きたいと存じます。教育と福祉施設教育施設の現状は校舎についてはほゞ完全に近い位に建設されているように感じますが、幸いにして給食々堂も完成しておりますので運営に万全を期して対処し、学童の保健と体位の向上を図るため努力いたします、又五十八年度事業として武道館建設を計画するよう教育長に申し入れであります。教員住宅については建物が古く設備において不備な点も多いので、校長先生と協議して改修すべきは改修して、不安のないように住んで項き、よりよい児童教育に励んで項くよう配慮いたします。福祉施設については中央公民館が建設されておりますが、規模が小さく満足な社会教育がなされておりませんので、離島総合センターの設置は急務であります。現在の処用地のメドもついておりますので関係地主のご協力を項き、五十七年度事業として執行出来るように全力を挙げて地主の折衝に当る積りであり設計も依頼してあります。この件につきましでは、高度の政治折衝が必要でありますので議長も共々にお願いして全力で当って参りたいと思います。最近における社会教育は本島内は充実し、特に離島に自が向けられており、総合センターを早急に建設して、村民福祉に役立てゝ行きたいと存じます。終りにその他諸々の事業が山積しておりますが、何と申しましても離島村にとって農業の振興と、村民の足である船舶の確保は急務であります。文本年度に少しばかりの予算ではありますが観光事業も足がゝりを造っておりまずので、年次的計画をたてゝ東海岸も整備し唯一の資源を充分に活用するように務めたいと思います。その他の事業についても周到な計画をたてゝ皆様のご指導とご協力を仰ぎながら、村の振興に積極的に努力する所存でありますので、尚一層のご協力を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではありますが昭和五十六年度の施政方針といたします。