ブックタイトル広報あぐに5号

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概要

広報あぐに5号

広報あぐに(平成5年春期号)二十一世紀を展望した産業の振興を図っていくためには、農業と並べて最も重要な課題は水産業の振興であります。本村は周囲を海に囲まれた絶好の漁場があることから、後光ができますと漁港関連施設の整備、後継者育成にも力を入れ、漁民の安定した所得の向上を図っていきたいと考えております。漁港の建設につきましては、皆様もご案内の通り平成三年十月沖縄県で八十五番目の第一種漁港とし1、漁港の整備五、道路整備て認可を頂き、去った二月五日県の管理のもと(株)豊神建設により起工式がとり行なわれました。近日中に本格的な工事がはじまることになっております。1、畜産業の振興畜産農家並びに関係者の努力により、顕著に向上しつつあります。平成四年には、浜畜産組合が結成され、将来百頭飼育を目指し努力され、今後の畜産業の振興に大きく寄与するものであります。村営牧場の建設については、三年程前から部落懇談会等を開催しておりましたが、原時点で全く進んでおりません。県畜産課や総合事務局畜産課の助言によりますと、現状のままの状態で二十ヘクタールで三十頭飼育は可能との意見であります。本村の特性を生かし、広大なソテツ資源も守ることができ、将来二十一世紀に向けては、ソテツと牧場を組み合わせた観光産業の材料になるものと思います。四、畜産業の振興三、水産業の整備二十一世紀を展望した、豊かで活力に満ちた潤いのある村づくりを進めていくためには、道路交通網の整備は緊急を要する課題であります。本村における道路網の整備は、集落を除いて著しく立ち遅れております。道路網の整備は農業、漁業、畜産業の振興ならびに観光産業の振興に大きく寄与するものであります。国におきましては、第十一次道路整備五ヶ年計画が策定され、この計画に基づき道路整備の基本方向が出されたのであります。道路整備は、1、生活者の豊かさを支える道路整備。2、活力ある地域づくりのための道路整備。3、良好な環境創造のための道路整備。以上を三本柱とし、生活に欠かせないライフラインの収容空間であり、社会を支える道づくり、憩いの空間づくり、快適な村づくりとしました。車は生活の一部となっており、交通安全対策が急務であり、また歩きたくなるような歩道や自転車道、高齢者、身体障害者が安心して通行できる幅の広い3金附名地区沈砂地2、村営牧場建設