ブックタイトル広報あぐに6号

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概要

広報あぐに6号

広報あぐに(平成6年5月号)平成6年度施政方針二十一世紀を展望した豊かで潤いのある村づくりを目指す。平成六年第一回粟国村議会定例会が三月十一日に開かれました。定例会では、村当局から提案された二十件の議案審議、及び一般質問が行なわれました。また、新里政雄村長は、開会に当たり平成六年度の施政方針演説を行ない、主要施策等の所信を表明しました。以下、その全文を掲載します。一、はじめに平成六年度第一回三月粟国村定例議会を開会するにあたり、提出しました平成六年度一般会計予算(案)をけじめとする諸議案の説明に先立ち、平成六年度の村政運営に関する基本的な考え方と所信の一端を申し述べ、議員各位をはじめ村民皆様のご理解となお一層のご協力をお願い申し上げます。私は、平成四年八月、多くの村民皆様をはじめ各方面からの力強いご支援とご協力によりまして、未熟者ではありますが村政を担当することになりました。もとより微力ではありますが、村政発展のため努力する覚悟でありますので、議員並びに村民皆様の曖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。平成四年度から十年計画で、第三次沖縄県振興開発計画が策定されたことについては、ご案内のとおりであります。本村におきましても、これからの二十一世紀の新しい時代に向けて、自立発展の礎を築いていかなければならない重要な時期であります。そのためには、行政をはじめ議会・農協・漁協・村民がそれぞれの役割を充分認識し、一体となって村づくりを進めることが必要であります。景気の衰退により財政事情が年々厳しくなる中、地方交付税や高率補助等の見直しなど、貧弱な財政をかかえる末端行政区には、大きな課題加山積みしています。しかし、限られた財源の中、旺盛な需要を必要とする本村であるだけに、効率的な諸政策を推進し、ニ十一世紀を展望した豊かで潤tいのある村づくりを進めていきたいと考えております。1