ブックタイトル広報あぐに6号

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概要

広報あぐに6号

1農業基盤の整備農地が細分化され、農道が皆無に等しい本村の現状は、機械を活用した近代的な農業経営を困難なものにしています。農業の振興と農家所得の向上を図るためには、今後とも土地改良事業等を積極的に進める必要があります。1金附名地区土地改良事業昭和五九年度からはじまり、本年度をもってすべての作業が完了することになっています。2巣飼地区土地改良事業平成元年からはじまり、平成八年度に終了することになっています。3四志地区土地改良事業本村農場でも最も優れた農地です。本村に降る多くの雨水は字西から東部落、四志地区に集結して和多留地海岸に流出していますが、四志地区の土地改良を実施することにより、優良農地を確保し、農業用水資源を確保することができます。水資源は農業、畜産業に有効活用すると同時に、海洋汚染を防止することができます。現在、平成六年度採択にむけて作業を進めていますが、地権者の同意作業が遅れ、平成七年度採択に向けて作業を進めているところです。地権者並びに村民の皆様のご協力をお願い申し上げます。4大正池の整備水資源の確保をするため平成六年度事業採択に向けて、大正池と周辺の調告を進めてきました。現在、平成7年度採択に向けて調整中です。2漁港の整備について漁港の整備は、二十一世紀を展望した水産業の振興を図っていくためには重要な課題です。本村は周囲を海に囲まれた絶好の漁場がありながら、漁港整備が遅れたため、水産業は著しく立ち遅れています。平成三年十月、沖縄県で八十五番目の第一種漁港として許可を頂き、第一期工事は終了しましたが、引き続き早急に建設してもらうよう要請していきたいと考えています。▲漁港(平成9年度完了予定)3畜産業の振興(村民牧場の建設に向けて)粟国島の特性を生かした、畜産業の振興を図っていくことも重要な課題のひとっです。かつての広大なソテツ原野は、粟国村三大特色のひとつに数えられる程でしたが、今はその面影を見ることができません。農産物の自由化や経済不況により、子牛の価格は低迷しています。畜産業の振興を図って行くためには、多頭飼育を推進し、所得の向上を図っていかなければなりません。多頭飼育を目指すためには、広大なソテツ原野を地権者のご理解とご協力で、村民牧場として有効に活用していくことが必要です。▲第1回産業まつり(平成5年10月3日)2二、主要施策について●広報あぐに(平成6年5月号)