ブックタイトル広報あぐに6号

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概要

広報あぐに6号

4道路整備本村における道路網の整備は、集落を除いて著しく立ち遅れています。道路網の整備は農業・漁業・畜産業の振興、並びに観光産業の振興にも大きく寄与するものだけに、緊急を要する課題といえます。国においては第十一次道路整備五ヶ年計画が策定され、この計画に基づき道路整備の基本方針が出されています。村においては1生活者の豊かさを支える▲港線道路整備、2活力ある地域づくりのための道路整備、3良好な環境創造のための道路整備を三本柱として進めています。一周道路の建設については平成三年十二月、国や県の配慮により、許可を頂きました。事業の執行については県代行で実施することになり、現在測量調告中です。また、地権者の承認交渉及び印鑑受領業務については、地元で行なうことになっていますが、現在県において地権者の確定作業が進んでいないため、▲大浜線まだ行なわれていません。その他の村道整備については、平成五年度で港線、大浜線、西縦十四号線の整備を行ないました。本年度は、伊座根線、金附名線の、一部、武座地線、馬場久保線の一部などの整備を実施していきたいと考えています。永久に村の財産として残る道路は、豊かで活力ある村づくりを進めるためには不可欠のものです。村民の皆様をけじめ、多くの地権者のご理解とご協力をお願いする次第であります。▲西縦14号線5サトウキビ増産体制について本村の基幹作物であるサトウキビ生産は、生産者の高齢化に伴い年々減少しています。しかし、豊かな村づくりを進めていくためには、増産体制を確立しなければなりません。村では平成五年十一月に、粟国村農業振興資金貸付基金条例を制定しましたが、これからも農業、漁業に情熱をもって取り組んでいる方々を支援し、産業の振興を図っていきたいと考えています。6福祉について(特別養護老人ホーム住設について)本村にとって最も重要な課題のひとつとして、老人福祉の問題があります。村では平成五年四月、社会福祉法人「粟国村社会福祉協議会」を設立し、積極的に福祉活動を展開していますが、六十五歳以上の高齢者人口が総人口の四〇・一%に達する超高齢者社会であるだけに、老人福祉の問題は深刻です。3広報あぐに(平成6年5月号)●