ブックタイトル広報あぐに6号

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概要

広報あぐに6号

広報あぐに(平成6年5月号)●平成六年四月十一日、粟国村立菜圃幼稚園(山城昌徳園長)の入園式が行なわれました。今年度から二ヶ年保育になるため、入園児は、従来の五歳児十三名に、四歳児八名が加わり、これまでとはちょっと変わった、にぎやかで楽しい入園式になりました。入園式の挨拶の中で山城昌徳園長は「幼稚園は楽しい事がいっぱいあります。毎日元気よく幼推園へ来てください。困ったことがあったらすぐ先生や友達に言ってほしいです。先生やお友達が必ず助けてくれます、何も心配することはありません」と、園児達を優しく激励していました。この後、父母の見守る中で、一人。人に園長先生から絵本と入園祝のお菓子が手渡され、和やかなうちに終了しました。また、今年度から年長組、新城常子先生、年少組、阿嘉朋子先生の二人制になります。村民の皆さん、よろしくお願いします。幼稚園保育について教育長挨拶安谷屋信孝教育長生涯学習時代に入り、その基礎的教育を施す施設としての幼稚園教育の大切さについては、今更申すまでもありません。長年の懸案であった二ヶ年保育が村民の念願通り、今年四月一日より確実にスタート致しました。文部省が打ち出している平成十年までには、全国の国公立幼稚園が三年保育に漕ぎつけるのも目前に迫って参りました。その前段階が二ヶ年保育の実施となったわけですので、粟国村立粟国幼稚園の歴史にも特筆さるべき快挙であり、村民ともに誠にご同慶にたえないところであります。明治九年に始まった我が国の幼稚園教育は、昭和二十年まで制度化されず、不十分な状況から次第に整備されてきました。昭和二十二年に学校教育法が制▲ハミガキ教室定され、幼稚園は学校教育に位置付けられました。そして昭和二十三年に保育要領が交付され、昭和三十一年には幼稚園教育要領が定められています。私たちの村の幼稚園も昭和四十八年に設立され、以来二十一年の間、五才児(一年)保育一筋にその実績をあげて来ています。二ヶ年保育の発足を機に、今後益々のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。フ幼稚園二ヶ年保育始まる五歳児・四歳児にぎやかに入園式