ブックタイトル広報あぐに7号

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概要

広報あぐに7号

広報あぐに(平成7年5月号)●増え続ける医療費医療費が年々増え続けているのをご存じですか。私たちが病院など医療機関の窓口で支払う医療費は、実際にかかった費用の3割(一部負担金)で、あとの7割は国保が負担しています。この国保の負担費用は、みなさんの納める保険税を主な財源としています。このまま医療費が増え続けると、保険税の増加や、場合によっては国保制度の破綻にもつながりかねません。国保制度は家族みんなが安心で健康な毎日を過ごすための大切な制度です。はつらつとした毎日を送ることが、医療費抑制のための大きな一歩につながるのです。平成2年~平成5年過去4年間の国民健康保険1人当たりの医療費の費用額年度万人あたりの費用額順位平成2年度295,479円2位平成3年度307,892円2位平成4年度328,662円1位平成5年度413,569円1位上記の表は、過去4年間の国民健康保険加入者1人当たりの医療費の費用額です。粟国村は、上記の表のとおり1人当たりの医療費の費用額が、県内でも常に上位に位置します。では、どうして医療費は増加していくのでしょうか。医療費の増加の原因には、次のことが考えられます。1。高齢者が増加し、医療機関への受診割合が上昇したこと。2.医学・医療技術の進歩によって、医療費が高額化したこと。3.成人病などの長期治療の必要な慢性疾患患者が増加したこと。4.重複して医師にかかったり、必要以上に薬や注射をねだるといった行為。このような理由のうち、3.4はわたしたちの努力や心がけにかかってきます。ひとりひとりが、医療費を大切にして、健康な毎日を送れるよう心がけましょう。また、国保は、みなさんの保険税を財源としてまかなわれています。保険税を納めて、国保の財政維持にご協力ください。12