ブックタイトル広報あぐに7号

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概要

広報あぐに7号

(イ)金附名地区の土地改良事業につきましては、平成六年度をもちましてすべて作業が完了することになっておりますが、まだ取り残している関連農道などの整備を進めていきます。(ロ)巣飼地区の土地改良事業につきましては、平成元年から始まり平成八年度に終丁することになっております。なお巣飼地区につきましてはさらに農業用水の確保のため、ため池を建設してもらうよう要請しているところであります。(ハ)四志地区十地改良事業につきましては、皆様もご案内のとおり本村で最も優れた農地であります。議会を始め村民、地権者のご理解とご協力により、平成ヒ年度の事業で採択された事は、今後の村の農業振興に大きく貢献するものと関係各位に感謝するものであります。総事業費約十六億七千万円で農業用水ため池等も建設される事になり、本村農業の振興に大きく寄与するものと思います。(ニ)大正池周辺整備について長年村民の問から要望がありました大正池周辺整備につきまして、村といたしましては水資源の確保と、生活環境の整備の両面から国と県に強く要望しておりましたところ、平成七年度事業に採択され関係各位に感謝申し上げる次第でございます。総事業費は約六億円となっております。(ホ)畜産業の振興について1二十ー世紀に向けて「豊かで潤いのある文化村」づくりを進めていくためには、本村の特性を生かした産業の振興を図っていかなければなりません。かっての広大なソテツ原野は、粟国村の三大特色の一つに数えられるほどでありました。しかし今は、その面影を見ることもできません。農産物の自由化や経済不況等により子牛の価格も低迷しております。しかし畜産業の振興を図っていくためには、かつての広大なソテツ原野を地権者のご理解とご協力を頂き、村民牧場として有効的に活川し、多頭飼育を進めていく必要があります。2村民牧場を建設することにより、ソテツは保護され、ソテツと牧場の組み合わせにより観光牧場としての位置付けができ、畜産業の振興が図れるものであります。本村の基幹作物であるサトウキビ生産は、生産者の高齢化に伴い年々減少してまいりましたが、平成六年度は、サトウキビの増産体制を整え奨励しましたところ、今年は平成五年度の三八〇トンに対して約四五四トンが見込まれ僅かではありますが増産できました。また今年は、北海道から十一名の応援隊の参加をいただき、工場の労働不足が解消され、工場と生産昔がそれぞれの機能を果たせるものと思います。村といたしましてもこれからサトウキビだけでなくニンニク、モチキビ等の品種についても奨励し、豊かな潤いのある村づくりを進▲消防車格納庫めていきたいと考えているところであります。本村は周辺海に囲まれ、絶好の漁場がありながら水産業は著しく立ち遅れている状況であります。漁港の整備については、皆様もご案内のとおり平成三年十月に沖縄県で八五番目の漁港として認可を頃き、工事も着々と進んでおります。新しい漁港には漁民研修センター、製氷施設、その他の関連施設を整備し漁港の振興を図っていきたいと思います。2四、漁港の整備について三、産業の振興について広報あぐに(平成7年5月号)●▲教員宿舎