ブックタイトル広報あぐに10号

概要

広報あぐに10号

今をー番大切に大阪から来た女性が1月から、3ヶ月の条件で島の製糖工場で働きました。途中で風邪を引き2、3日寝込むこともありましたが、結構頑張りぬいて3月21日には大阪に帰る飛行機のチケットも準備していました。ところが帰る当日になって、１、2便は運航したものの彼女が乗るはずの3便目は霧のため欠航、大阪では、お母さんがご馳走を作って待っていらしたらしい。彼女も次の計画があったでしょう。これは誰のせいでもない。たまたまそうなってしまった。今やりたくてもできないことがある。また逆に今やりたくないことをやらざるを得ないなど置かれた立場でとまどい立ち往生することもある。それに今だからなんとか頑張れることだってある。健康面、家庭の事情、経済的なこと、天候や島の立地条件等々、何らかの事情で、物事が一変することだってある。その時々の対応はさまざまであれど、私なりに現実を見定め、白紙の状態で我に返って冷静に事を運びたいと思う。水面に石を投げ込むと波立ちできる美しい弧を眺める気持ちのゆとりをもち、今を一番大切にしたい。（大阪の彼女は結局、乗りかかった船だと言わんばかりに、3月24日まで勤め上げ、よく25日には帰途につきました。）上地松恵国勢調査あらたな世紀の基礎づくり今年の10月l日現在で、全国いっせいに2000年（平成12年）国勢調査を実施します。この調査は、大正9年から5年ごとに行われており、今回は17回目に当たります。国勢調査は，日本に住んでいるすべての人を対象として行う大規模な統計調査で、行政の基礎となる人口・世帯の実態を明らかにする最も基本的な調査です。2000年（平成12年）国勢調査は、来る21世紀のよりよい社会を築くため、国や都道府県・市区町村の行政の基礎資料として欠くことのできない統計を提供するものです。総務庁統計局・都道府県・市区町村・・・ご協力お願いします。平成１２年度国勢調査・・・２０００国勢調査