ブックタイトル広報あぐに10号

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概要

広報あぐに10号

水浴場と一体として整備し保安林の機能を維持強化しながら、他目的に活用する施設を整備するため、今年度から事業を進めているところであります。また、島の北側に鍾乳洞があり、昔から島を訪れる観光客の方々が一度は訪ねてみたいと思う名所で、広く内外に知れわたり、本村の歴史を物語る地域であります。粟国島を舞台にして製作された映画「ナピィの恋」(中江裕司監督)の映画が那覇市リウボウホールで上映され大好評を博し、本年二月独ベルリン国際映画祭で奨励賞を受賞した事は、私たち粟国村にとりましても大変喜ばしいことであります。今年は沖縄県において九州・沖縄サミットが開催され、一段と国際化も伸展するものと思います。村と致しましでもこれから新しい時代に向け観光産業の振興を図って行かなければならないと考えている所であります。その為には集落、屋敷空間に花と緑の植樹を進めて行かなければならないと考えております。観光産業が盛んになりますと、自然と島の特性を生かした特産品の需要も大きく伸びるものと期待しております。今後は島の特性を生かした特産品作りも皆で知恵を出し合って計画的に進めていかなければと考えております。豊かで活力ある文化村づくりを進めていくためには、集落や屋敷空間を活かした花と緑を作っていくことが大切な事であります。その為にも生活環境の整備は早急を要する問題であります。(1)最終処分場は議会を始め村民の皆様のご理解とご協力を頂き平成十年度に完成しております。(2)大正池周辺整備事業(3)東浜地区整備事業(4)農業集落排水事業等につましでも着実に工事が進められておりますことはご案内の通りであります。これらの事業が完成しますと集落内の整備も一段と整って来るものと期待しております。(5)海水浴場周辺整備事業については、島の特性を生かした自然との調和を考えながら進めて頂くよう県にも要請しているところであります。保安林の機能を強化しながら、海水浴場と一対として多目的活用を図っていきたいと考えています。平成十年十二月小規模老人ホームが開園し高齢者の方々が自分の生れ育った粟国村で安心して生活出来る体制が整い福祉の村づくりも着々と進んでまいりました事は教育施設につきましては、関係機関のご理解によりほぼ充実しております。今後は情報教育に向けた機器の整備に努めて参りたいと考えております。平成十二年度においては、小学校を対象として教育用コンピュータを導入し、これからの国際化、情報化の時代に向け、小学校のころからコンピュータになじんで行けるよう努めて参ります。教育環境の整備につきましては、小学校百周年、中学校五十周年記念事業の一環として、中庭整備、運動場整備と併せて校門の補修、給食調理場の改修等よりよい教育環境づくりに努めております。教育施設、教育環境の整備によって、子供達がこの島で育ってよかった、この学校で学んで良かったと思えるよう、そしてこれまで以上に郷土を愛し、国際社会に貢献出来る人材育成に努めます。また、毎年七千万の赤字を出していた、「フェリーあぐに」も、平成九年度決算から毎年赤字が減少し、平成十一年九月決算では、殆ど解消されている状況で大変喜んでいる次第であります。現在運航している「フェリーあぐに」は昭和五十九年建造で十六年も経過しており、耐周年数も超過し、また貨物の積残等もあり、冬場の欠航も多いことから今後大型、高速で近代的な代船を早急に建造しなければと考えております。大変喜ばしいことであります。これから新しい介護保険制度が導入されることにより、高齢者比率の高い本村にとりましては、大変厳しいものがありますが、村民一体となって取り組んでまいりたいと考えております。(1)道路これから二十一世紀の新しい時代に向けて「豊かで潤いのある文化村、福祉の村」づくりを進めていく為には、道路交通網の整備は農漁業、畜産業の振興並びに観光産業の振興に大きく寄与するものであります。農業基盤の整備と合わせて、一周線を始め、村道東西中央線、村道白洲線等整備していきたいと考えております。(2)海上交通の整備皆様もご案内の通り、現在、村営の「フェリーあぐに」二一〇トンが毎日運航しております。フェリーあぐにの運航は村産業振興、生活物資、建築資材等の大量輸送、観光客の輸送等大きな役割を担っております。(2)特産品作りについて三、生活環境の整備について四、福祉の村づくり五、教育六、交通体制の整備広報あぐに平成12年6月2