ブックタイトル広報あぐに12号

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概要

広報あぐに12号

せる福祉の村づくりを目指しています。それには例えば、島の周囲をデイゴの樹で囲う構想を持っています。中学生の卒業記念や訪れる観光客に10mに一本の間隔で植えてもらいます。そうすると、夏には真っ赤なデイゴの花が咲き誇り、村民のみならず訪れる観光客にも大変喜んでいただけると思います。また、ピーチなどでは、テリハボクや想思樹などを植栽し、集落の福木並木とのバランスある景観の演出を考えています。これからの二十一世紀は従来の「島」に住む、という感覚ではなく、東シナ海の真ん中にある「公園」に住むと言う発想です。島の景観の造成は夢を演出する事にもなります。記念すべき二十一世紀スタートの年、二OO一年の新年を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。近年における国内情勢を見ますと、昨年の地方分権一括法の施行を契機に、地方税財政制度の改革や市町村合併問題が取りざたされており、離島である粟国村とはいえ今後の自立化に向け、対応を余儀なくされます。中でも市町村合併問題に関しては、市町村の力量によって合併か吸収かという問題があり、行政改革の必要性が生じてきます。のご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のごあいさつとします。村議会議長副議長議員謹んで新年のお慶びを申し上げます今後の村政運営に関しては、財政基盤の強化が第一の課題と言えるでしょうが、自らの政策をどのような目的を持ち、どのような成果を期待するかは、独自性を持って村政を運営していかなければ成らない時代であり、行政や議会における責務も増大します。粟国村議会といたしましても、これからの議会はチェック機能ばかりでなく、住民の最終意思決定機関としての責任に対応すべく、より活性化し、全議員が最善を尽くして村民の期待に応えられるよう、全力を傾注していく所存であります。新しい世紀の始めにあたり所信の一端を申し上げ、村民皆様去った二十世紀は、多事多難に明け暮れた年でしたが、これまでに導入された生産基盤整備事業や生活環境整備事業が着実に成果を遂げつつあります。諸々の事業を導入し、確実な事業展開が出来るのも村役場職員の頑張りと、並々ならぬ村民皆様の御協力の賜であり、心より感謝申し上げます。今後とも地域活性化を図るには、村民皆様の協力が必要不可欠であり、今後の地域振興に積極的な参加をお願いいたします。粟国村議会議長以上の事業遂行に当たり、今後も村民をはじめ議会の皆様のご理解、ご協力を仰ぎつつ誠心誠意村政発展のため粉骨砕身する所存です。最後になりましたが、本年も皆様におかれましてはご多幸の年になりますよう祈念申し上げ新年の挨拶といたします。上江洲誠吉〃〃〃〃〃〃〃上江洲誠吉玉寄文雄伊佐康男末吉信輝上原英雄山城雅雄新城成康新里勝美岸本茂義山城堅資●広報あぐに平成13年2月