ブックタイトル広報あぐに12号

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概要

広報あぐに12号

広報あぐに平成13年2月第4回保健婦だよりフッ素ハミガキ「フッ素」という言葉を耳にしたことがある方いらっしゃいますか?ふっそとふ粟国村では、歯が生えた0歳児から幼稚園生まで「フッ素塗布」を年3回行っています。では、なぜ「フッ素」が歯にいいのでしょうか…?フッ素のいいところ1歯を強くする。特に、乳歯・永久歯ともに生えたばかりの歯に有効!2むし歯をつくるばい菌の働きを弱める3初期のむし歯を正常なものに修正する家庭でフッ素を利用するには…?1フッ素入りの歯みがき剤の利用2歯医者さんで売られているフッ素入りスプレーの利用3歯医者さんで定期的にフッ素を塗る粟国の子供達のむし歯…粟国では3歳から幼稚園生になるまでに急にむし歯の数が増えています。平成12年度の幼稚園生一人あたり8.8本むし歯を持っていることになります。大人の歯に生え変わる時期の幼稚園生の歯を守りたいですね。久米島の小学生のむし歯久米島では、保育園・幼稚園・小学校・中学校で一斉にフッ素洗口を行い、むし歯を予防しています。平成3年度からフッ素洗口を行い、現在では一人当たりのむし歯の数は0.9本です。(下記は具志川村を紹介)本108642粟国の子供たちの一人あたりのむし歯の数(乳歯)幼稚園児3歳児1歳6ヶ月児3.31.403.67.12.68.81.6H10 H11年度H1210本543210具志川村の小学生一人あたりのむし歯の数(永久歯)4.323.122.642.031.631.331.2本数0.90.9H元年H4H5H6H7H8H9 H10 H11年度今回は、子どもたちの「歯」を取り上げてみました。子どもたちは甘いお菓子やジュースが大好き。「ダメよ」と言っても聞いてくれないですよね。毎日の歯ブラシでむし歯を予防することも大切。でも、フッ素を取り入れてむし歯になりにくい強い歯をつくることを考えてみませんか?みんなで始めれば、効果も期待できるはず!ふっそせんこうフッ素洗口のご紹介フッ素洗口とは、水にフッ素を溶かし「くちゅくちゅうがい」をするだけの簡単なもの。フッ素洗口は「むし歯予防に効果抜群」「安全」「コストが安い」ので全国の小学校・中学校など、集団生活の場で多く行われています。粟国村でも取り組めたらいいですね。<粟国村保健婦*仲本>