ブックタイトル広報あぐに13号

ページ
3/16

このページは 広報あぐに13号 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

広報あぐに13号

●広報あぐに平成13年6月・7月牧場には、倉庫、採食場の拡張堆肥工場の整備等を進め、牧場において有機肥料の生産等もやっていきたいと考えます。三、海水浴場と保安林帯の整備について1海水浴場の整備島の東側は、白い砂浜で海水浴場として広く利用されています。しかし、現在利用している海水浴場は、干潮時になると水深が浅く範囲も狭く泳げない状況です。今後は、観光客の増加が見込まれることから海水浴場を整備拡張する必要があります。2保安林帯の整備海水浴場の背後には、村指定の天然記念物モンパの群落や保安林地帯が広がっています。保安林は、保安林としての機能を損なう事なく樹木を選定の上植林し、その強化を図り、海水浴場との景観バランスをとりながら、村民の憩いの場、健康増進の場にしたいと思います。また、島を訪れる観光客にも大いに利用してもらえるような施設の設備を考えています。四、観光産業の振興1各整備について今後も一周線の早期建設、展望台周辺整備、大正池公園整備、海水浴場周辺整備、観光農園等の整備を進めることにより観光産業の振興を図っていきたいと考えています。2特産品づくりについて観光産業の振興については、島の自然と特性を活かしながら進めていかなければなりません。また、都市や他市町村と交流を深める中、特産品の需要も大きく伸びるものであります。島で生産される産物に、村民が一体となって力を集結し創意工夫をこらし、試行錯誤を重ねることにより新商品が開発されると考えます。また、今後来島する観光客及び観光産業従事者の増加により水不足が予想されます。併せて水道設備の増設が必要であります。五、生活環境の整備について「豊かで潤いのある文化の村、福祉の村」づくりを進めていくためには、村民が心を一つにして自分たちの村は、自分かちの手で造っていくという強い信念を持って、日々努力を積み重ねることが大切であります。集落や個々の屋敷の石垣整備、フクギや樹木の保護、花木の植樹を奨励することにより生活環境を整備していかなければなりません。これまで、洞寺公園、最終処分場を整備してきましたが、今年は、大正池周辺整備も完了することになっています。また、継続事業として東浜地区整備事業、農業集落排水事業等が、議会並びに村民のご理解とご協力により着実に進んでおります事につきまして、心より深く感謝申し上げます。西第一団地六、交通体系の整備について「豊かで潤いのある村」づくりを進めるためには、陸路、海路、空路網の整備は緊急を要する問題であります。1陸路について本村の道路整備は、少し良くなっておりますが、まだまだ多くの道路が依然未整備のまま残されています。道路は、農業、漁業、畜産業の振興はもとより、観光産業の振興の要となるものであり、今後逐次整備していかなければなりません。2海路について皆様におかれましては、既にご承知のとおり、現在村営フェリー「あぐに」二一〇トンが毎日運航しており、村産業の振興、生活物資・建築資材等の大量輸送、帰省者・観光客の輸送に欠くことのできない役割を担っています。しかしながら、現在運行しているフェリー「あぐに」は昭和五十九年に建造され既に十七年が経過し、耐用年数を超過し老朽化しています。また、近年では需要に伴う貨物の積み残しが目立ち、冬場の欠航も多く、利2