ブックタイトル広報あぐに15号

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概要

広報あぐに15号

広報あぐに平成14年秋期号平成14年第2回粟国村定例議会を開催するに当たり、平成14年度一般会計予算案をはじめ、諸議案の説明を申し上げる前に、平成14年度の村政運営にあたっての所信の一端を申し述べ、議員各位並びに村民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。私は、村長就任以来今日まで、村民と共に村民のための村政を心がけ、渾身の力を傾注して参りました。これからも、初心を忘れることなく「豊かな文化の村、福祉の村」づくりを進めて参りたいと考えております。豊かで潤いのある村づくりを進めていくためには、島の特性を生かした産業の振興を図っていかなければなりません。に生産が追いつかない状況であり、今後は生産にもっと力を入れていきたいと考えています。4本村の土壌に合った紅イモ、らっきょう、タマネギ等は、商品価値も高く、いくら生産しても需要を満たすことはできない状態であります。今後農業経営の近代化・合理化を図り、農家の所得向上、よりよい暮らしに貢献したいと考えています。本村の畜産業は、個人の飼育頭数が少なく、又年々高齢者の方々が廃業している状況であります。現在、議会並びに地権者の皆様のご理解とご協力をいただきながら、平成9年6月から村営牧場を運営しております。当初4頭から飼育を開始しましたが、現在では、総数74頭で母牛38頭、子牛36頭が飼育されております。平成13年度から国、県の補助1農業基盤整備も着実に進んでいますが、本村には、まだ多くの整備を要する農地が多く残されています。今後も引き続き基盤整備を進めていかなければなりません。2本村の基幹作物であるサトウキビは、農家の皆様が意欲的に取り組んでいただいたおかげで、年々増算できるようになりました。今後は目標である2千トン達成ができるよう頑張って参りたいと考えております。3平成12年度に集出荷施設が完成し、農家の皆様も生産向上に意欲を持って取り組んでいることは大変喜ばしい限りであります。本村で生産されるモチキビは、商品としての人気が高く、需要二、産業の振興について三、畜産業の振興について(1)農業の振興について一、はじめに平成十四年度施政方針私たちは、新しい時代に向けて村の持つ特性を生かしながら、自立性、自主性を高め新しい村づくりを進めていかなければなりません。私たちは、これから新しい時代に向けて島全体に緑と花を植栽し、東シナ海の中で「豊かで潤いのある文化村、福祉の村」づくりを進めていかなければなりません。そのためには、集落をはじめとして、公共施設、景勝地、道路、海辺等の緑化に努め、花と緑につつまれた村づくりを目指します。そして、他市町村との交流を深めながら農漁業と畜産産業並びに観光産業の振興を図って参りたいと考えています。今後とも議員並びに村民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。