ブックタイトル広報あぐに20号

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概要

広報あぐに20号

広報あぐに平成17年夏季号(2)平成十七年度施政方針年第2回粟国村定例議会の平成17開会に当たり、村政運営にあたっての私の方針を述べ、村議会並びに村民のご理解とご協力をお願い申し上げます。昨年は、継続事業として巣飼地区集落地域総合整備事業、東浜地区農村総合整備事業、粟国第3地区農道整備工事、又、新規事業として村道浜崎線舗装工事等の諸事業を進めて参りました。今後は村民自ら村づくりに挑み、その実現のために行動し、その結果に自らが責任をもつことが極めて重要であります。こうした村民一丸となった取り組みが、新たな村づくりを推進していく大きな力となります。私は、このような取り組みの先頭に立って、将来に誇れる村づくりに全力を尽くします。国においては、経済財政の全般的な諸問題を克服するため、構造改革に取り組んできました。平成年度及び平17成年度の2年間を構造改革の重点18強化期間と位置づけ、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004についてと徹底した見直しを行い地方を閣議決定したところであります。地方財政については基本方針2004を踏まえ国の歳出の徹底した見直しと歩調を合わせつつ、給与関係経費、投資的経費、一般行政経費等の歳出全般財政計画の歳出規模を引き続き抑制するとともに、地方団体の自助努力を促していくことを勧め、地方交付税総額を抑制することとしています。今後、さらに、事務事業の見直し、組織・機構の簡素効率化、外郭団体の統廃合等、定員管理・給与の適正化、民間委託の推進、市町村合併の推進等行財政全般にわたる改革を積極的かつ計画的に進めることが強く求められているところであります。このような中、本村においては自主財源である村税の伸びはこれ以上見込めず、国の三位一体の改革である税源移譲と国庫補助負担金の廃止・縮減による効果も見込めず、依存財源である地方交付税は減額となる見込みで、依然として厳しい状況にあります。このため、平成年度の予算編成に17当たっては、歳出削減をしながら限られた財源のなかで、最大限の効果を発揮すべく予算編成をしております。豊かで潤いのある村づくりを念頭に日々取り組んでいるところであります。地域の福祉の充実を考えるとき財政の面から見れば大変厳しい所もありますが、地域を支えた諸先輩の方々が心から安心してしかも安全で健康で自分の生まれ故郷である粟国で暮らせるように、又、子供達や孫など各世代が安心して暮らせるような村づくりの施策を展開して行かなければならないと考えるものであります。お年寄りが心から安心して暮らせる地域づくりが何よりも必要だと考えます。各関係期間とも連携しながら行政が先頭に立って事業を推進して行きたいと思います。老人福祉事業など、社協や老人ホームなどへの事業委託をしておりますがこの事業が地域福祉の一助になる事業として展開できるように努めて参りたい。又、福祉関係を充実支えるうえからも若い働き手の育成も大変重要な事だと認識しております。それには、施設に入所されているお年寄りの皆さん、在宅で生活されている皆さんが健康で過ごされるように行政は地域の協力も得ながら一丸となり頑張って行かなければと思っている所であります。福祉の村づくりを進める上でも、「自分の健康は自分で守る」という意識を高めて頂きまして年配の方々だけでなく若年僧の皆さんも村が実施する住民検診、婦人科検診等の受診及び講習会等の参加をして頂き健康管理を真剣に考えてもらいたいと思います。行政においても村民の健康を第一に考えながらいろいろな住民検診の充実、対処が必要と考えています。世界中で環境の問題も叫ばれている昨今ではありますが、どの地域においても住民の皆さんの一人一人の意識の高揚とご協力が必要です。ご協力の程宜しくおねがいを申し上げます。村民の皆さんと共に文化の島、福祉の村づくりをしていく所存であります。福祉の村づくりについてその結果、平成17年度予算は、一般会計において国民健康保険特別会計老人保健特別会計航路事業特別会計簡易水道事業特別会計農業集落排水事業特別会計村民牧場事業特別会計特別会計総計としての規模となっております。1,005,489千円144,312千円195,917千円330,418千円54,744千円20,247千円12,369千円758,007千円