ブックタイトル広報あぐに20号

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概要

広報あぐに20号

夏季号平成17年5広報あぐにご案内のように、一週線事業は平成13年度に県公共事業評価監視委員会より「ルート見直し」を求められ、沖縄県より3つのルート(案)が提示されました。本村としては、3つのルート(案)とも納得しがたく当初計画案での整備を要請しているところでありますが、昨今の社会情勢、経済状況及び公共事業に対する考え方の変化等があり、本村の村道一周線ルート選定委員会においても、いろいろな角度から検討審議をいただき、本村(案)として独自ルートを提示し県に検討を求めているところであります。今後は、本村ルート(案)を元に1・5車線道路、あるいは歩道なし(案)等の協議を重ねながら本村にとってよりベストな道路作りに向け県との調整を進め早期完成に取り込んでいきたいと思います。港湾については、フェリー粟国の運航にも密接に絡んでいますので欠航率を下げるためにも諸施設の整備を要請していきたいと思います。幸いにも沖防波堤の整備も進行中でありますので、今後とも県との連携を図り港湾機能を高めたい。現在、9名乗りの小型機が運航していますが、気象条件の影響を受けやすく、欠航が多く、又、小型機の為、予約状況が満席のことが多々あり、村民生活に不便を強いている現状であります。産業振興、観光振興においても大きなマイナスであり、中型機の就航が必要で早期の空港拡張が求められるところであります。空港拡張には、諸条件の整備が必要でありますがその対策を一歩一歩確実に推進していきたいと思います。空港拡張に必要な基礎調査も進めているところであります。村道一周線事業との関わりもありますが関係機関との連携を密にして、早期実現に向け強力に取り組んでいきたいと思います。村民はもとより、議会議員各位のご協力をいただきながら事業実現に努めていきたいと思います。粟国村はこれまで、国や県の温かいご支援の下、多くの農業関係の事業を導入して参りました。土地改良事業に置いては、本年度、換地処分予定の四志地区を含め3地区合わせて100に皿余のほ場が整備され、又、現在、県営土地改良事業において寄草地区で53が整備される計画です。農家所得向上の為に生産基盤整備をしっかり進めていきたいと思います。完成を見ました、土地改良区(巣飼地区四志地区金附名地区)の農道環境の整備・貯水池水源の有効利用の施策の展開を図り、農家の生産意欲を向上させたいと思います。現在、整備中の県営寄草地区事業についても、農家・地権者の皆様に喜んでもらえるよう今後とも県と連携を密にして事業の早期完成を目指していきます。農業生産においては、これまでさとうきびやもちきび、ささげ等、又、畜産においては肉用牛を中心とした農業が営まれております。最近は玉ねぎやラッキョウなども栽培されるようになっております。ほ場整備も進んでおり、農地の有効な活用を図る観点から不在地主や遊休化している土地については、農地流動化を進めて担い手農家を中心に農地集積に努め、農業でも生活が営める営農指導については、関係機関と連携を図りつつ進めて参ります。作物においては、新たな作物の導入に頼るのではなく、これまで粟国村で栽培されていた作物を検討し、島に適した品種の普及に努めたいと考えています。甘藷については需用が高いにもかかわらず県内市場で流通している芋はほとんどが県外産で占めています。村内の店に陳列している芋もほとんどが県外産と思われます。しかし粟国村で試験的に栽培している芋は人気があり、今後有望な作物として普及に取組でいきます。又、健康食の供給地として「あわ」の契約栽培の引き合いもあり、今期より数個の農家により栽培が行われております。食に対する消費者の意識は高く、安全で、安心できる農産物を求めています。このような事から粟国村がオーガニックアイランドを目指し付加価値の高い農産物の供給基地と成り得るよう取り組んで行きたいと思います。とりあえず玉ねぎやラッキョウ、モチキビなどについてはエコファーマ認定に向けて進めています。県がさとうきび総合利用実証プラントを粟国村に設置して頂き様々な取り組みがなされております。実証プラントは平成18年3月までですが、期間中に新たな製品の開発がなされれば、今後引き続き粟国村でさとうきびを利用した新製品や原料の提供が出来る事を期待して村としても出来る範囲で協力して行きたいと思います。港湾整備について産業振興について空港拡張について業の振興策について農(4)ha