ブックタイトル広報あぐに21号

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概要

広報あぐに21号

(3)平成18年春季号広報あぐにシマンチュの体は大丈夫か?HDLとは血管に付着したコレステロールを運び去る役割。値が低いと動脈硬化や心臓病の危険。基準値は40~90mg/dl。40以下の有所見者は男性で16%。女性で5%です。ヘモグロビンAlcとは長期間の血糖コントロールの目安で、糖尿病の判断に重要な役割を果たします。基準値は4.3%~5.8%。その値より高いが男性で24%、女性で27%が有所見者です。血糖値は空腹時に60~11Omg/dlが基準値とされており、糖尿病を発見するための手がかりとなるものです。男性の11%、女性の13%が有所見者です。男性の60歳代にその割合が高いです。TGとは中性脂肪のことで基準値は空腹時に50~15mg/dl。増えすぎは肥満や脂肪肝、動脈硬化の原因。TGが増えるとHDLコレステロールが減ります。男性25%、女性15%が有所見者で、特に40歳代男性は75%が有所見者となっています。総コレステロールは150~219mg/dlが基準値とされています。血液中のコレステロール量の値ですが、高いと動脈硬化の原因になります。男性の33%、女性の40%が有所見者となっています。●健診から見えてくる粟国村民の健康度はとても危険な状態です。男女を問わず肥満が多いことが大きな問題です。肥満は高血圧や高脂血症などにつながります。そして脳卒中や心筋梗塞などの大病にかかる危険度を高<してしまいます。●大病をせず、いつまでも健康に暮すためには、まず肥満の解消が必要です。毎日の食事や運動習慣はどのようになっていますか。些細なことからでも生活習慣の改善に取り組んでいきましよう。民生課や社協では各種教室を開いていますので是非ご参加下さい。