ブックタイトル広報あぐに26号

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概要

広報あぐに26号

広報あぐに爽秋号平成20年(3)1行財政改革による財政健全化を図る2社会基盤の整備に努める3村の未来をかけた人材を育し国際化・情報化に対応した教育文化の向上に努める4健やかで安心して暮らせる温もりのある福祉の村づくり5村民参加の開かれた村政の推進6地域に根ざした活力ある産業の振興7環境を保全し調和のとれた村づくりを図る8各種団体の育成に努めるなかでも、当面する重要な事項について所信を申し述べたいと思います。まず当面する大きな課題は、私の政治公約にも掲げている行財政改革による財政健全化にっいてであります。三位一体の改革により、粟国村の財政事情も依然厳しい状況にありますが、一方では、少子高齢化や情報化の進展、環境問題への取り組みなど社会情勢の変化に伴い、住民福祉の充実や生活環境の整備、産業基盤、社会資本の整備など財政需要は旺盛なものがあります。そのためには、健全な財政基盤の確立が何よりも重要でございます。そこで粟国村行財政集中改菓フランに基づき、行政組織のスリム化の推進を図るとともに、今後の事務事業を見据えた職員定数の適正化や総人件費の抑制並びに自主財源の確保に努めてまいります。また、村民と行政の新たな役割分担のもと、限りある財源を最も有効かつ効率的に活用するため、常に費用対効果を考え行政コストの縮減に努め、廃止すべきものは廃止し、縮小すべきものは縮小し、実施すべきものは実施するなど、事業の選択性をより高めてまいります。特に村役場職員には、徹底したコスト意識を持ち、村民の視点に立った斬新な発想で職務に精励することが大切であります。また、本年度決算より財政健全化法に基づき健全化判断比率の4指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)が適用されます。先に新聞紙上で報道のありました平成19年度決算について本村は全ての数値をクリアしたところです。しかしながら、財政の厳しさは変わりなく予断を許さないものがあり、引き続き緊縮財政に努めていく所存でございます。粟国村総合計画を策定する予定でありますが、総合計画は地方自治法でその制定を定められた計画であり、粟国村が行うすべての施策や事務事業の根拠になる最上位の計画で各分野ごとに作られる計画も、その考え方は総合計画との整合性が図られることになります。総合計画策定後は、これに基づいて粟国村の新しい村づくりを推進します。本村の産業、福祉、観光、医療等に欠くことのできない粟国空港拡張の早期完成・増大かつ多様化する交通需要へ対応するため村道一周線の早期整備・産業の振興・観光の振興を図る上で海上交通の拠点としてフェリー粟国は最も重要な役割を果たしています。そのためにも粟国港の沖防波堤の整備は急を要するものであります。社会基盤の整備が一日も早くできるように関係機関にも積極的に働きかけてその実現に全力で取り組みたいと思います。村の振興は、人づくりに始まり、人づくりで終わるといわれるように地域の活性化にとって人材の果たす役割はきわめて大きいものがあります。その意味で、学校教育の充実・生涯学習の充実を図るとともに、各種イベント等を通して村民意識の向上を図り、地域のために活動する意欲のある人材育成に努めます。村の未来をかけた人材を育成し国際化・情報化に対応した教育・文化の向上について社会基盤の整備について行財政改革による財政健全化について