ブックタイトル広報あぐに29号

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概要

広報あぐに29号

となっております。財政需要は旺盛なものがありますが今後とも適正な定員管理等を行い総人件費の抑制に努め、今後とも引き続き歳出削減を基本とし、限りある財源を最も有効かつ効率的に活用するため、行政コストの縮減に努めます。次に本村の航路の将来の欠損増大・経営破綻を回避するために平成22年2月5日に総合事務局指導のもと「泊?粟国航路改善協議会」が設置されました。本村は旅客・貨物等が少なく脆弱な経営基盤のため厳しい航路運営を余儀なくされており、今後も欠損の増大と赤字航路の増大が懸念されるために改善方策等について検討し、合意形成を図ることが目的であります。次に、民主党政権による「地域のことは、その地域に住む住民が責任を持って決める」と言う地域主権戦略に対応するためには職員1人1人の資質の向上が重要と認識しております。そうした認識にたって必要な職員研修会等には積極的に参加させ意識改革に努めて参ります。簡易水道事業につきましては、徹底したコスト意識をもち、維持管理の縮減に努めながら、安心、安全を第一に水道水供給に努めて参ります。上下水道とも日頃から、施設の整備点検を欠かさず行い事故がないよう努めてまいりたいと思います。次に、村道一周線については平成4年度に調査測量設計業務をスタートし、平成17年度にルート見直しにより事業継続が承認されましたが、全体計画で9・6kmのうち今年度までに、3・2kmしか工事出来ない為に、第3回の再評価委員会で事業区間の縮小が行われ平成24年度までの事業で総延長5・8kmに事業計画が見直されております。そういう状況の下、地権者の皆様にはご理解を頂き、用地取得について更なるご協力を仰ぎ、県代行が見込まれる平成24年度までには5・8kmすべて完成するよう努力をしていきたいと思います。村民の待望する空港拡張整備については、「粟国空港拡張整備期成会」を中心に去年の12月6日に多くの村民参加の下に離島振興総合センタにおいて「粟国空港拡張早期実現村民総決起大会」が開催され村内外に強烈にアピールしたところであります。予定どおり平成23年度事業着手に向けて、頑張っていきたいと思います。航路事業については、村民の生活航路として常に安全航海をモットーに利用客の利用しやすいように努めてまいります。特に、村がこれから最も力を入れていくものの一つである、観光産業の振興を図る上で重要な役割を担っていることを強く認識し、年々多様化する観光客のニーズに即しながら、利用客の増加を図るため安全で快適な利便性の高い充実した航路事業に努めます。旅客サービス業であるという原点を常に意識し、接客マナーの向上を図るため、職員の資質の向上や意識改革を図ってまいります。農業基盤整備については、現在県営畑地帯総合整備事業として、寄草地区土地改良事業が行われているところですが、平成22年度中に工事は全て完了する予定です。今後は、更なる農業生産の拡大を図るためにも必要となる農業用水の確保について、農家の皆様のご要望を尊重しながら、かんがい排水事業を推進します。村民が安心して暮らし続けることが出来るよう防災強化策として老朽化した既存設備を整備し地域防災力の強化を図るために屋外受信機12カ所設置し村全域に放送が行き渡るようにします。農業を活力ある基幹産業に育てていくために、圃場整備やかんがい施設などの基盤整備の推進に取り組むとともに、付加価値の高い品目栽培や耕作放棄地の解消、農産加工品の開発、地産地消の普及、また、体験農業や農家民泊の取組など、多角的な農業活性化に取り組みます。近年は、サトウキビ生産農家も多くなり生産量も年々増えてきており現在航路事業68,000千円簡易水道事業43,373千円農業集落排水事業13,030千円村民牧場事業2,955千円後期高齢者医療6,412千円介護保険広域連合へ33,874千円国民健康保険20,110千円など合計187,754千円社会基盤の整備について地域に根ざした活力ある産業の振興(3)平成22年5月号あぐに