ブックタイトル広報あぐに31号

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概要

広報あぐに31号

広報あぐに平成22年7月号(6)熱中症を予防しましよう毎年、梅雨時や夏場にかけて熱中症が多く発生します。熱中症の発生には、気温だけじゃなく、湿度も影響します。熱中症は、適切な処置をせず放置すると、生命に危険が及ぶこともあります。正しい知識をもち、的確な対策をとることが重要です。。。、、、熱中症とは身体の内と外の「あつさ」によって引きおこされる様々な身体の不調で、症状によって「熱疲労」と「熱けいれん」「熱射病」に分けられます。0熱疲労0熱けいれん0熱射病特に注意が必要な場合!汗による脱水状態で生じる疲労のこと脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気、、眠気などの症状が現れる。大量に汗をかいたときなど、水分だけを補給しても血液中の塩分が不足してしまい、手足や胸、腹部の筋肉などがけいれんを起こすこと。一体の中に熱がこもり、脳の中の体内中枢が麻痺して、心身の虚脱状態、けいれん、発汗の停止が起こる。最悪の場合、死亡することもある深刻な状態で、軽症なものから意識障害を伴うような重症のものもある。熱中症になりやすい条件「暑い季節に起きるもの」と思いがちですが、季節に関係なく起こります。★暑くなり始めや熱帯夜の翌日★前日に比べて急に暑くなった日や湿度の高い日★乳幼児や高齢者、体力のない人、暑さになれていない人★肥満の人、以前に熱中症を起こしたことがある人★疲労、発熱、下痢等体調を崩したとき対処法手当の基本は「安静、冷却、水分、塩分補給」です。0すぐに日陰などの涼しい場所に移動しましょう。0衣服をゆるめ、扇等で風を送り、体温が高いときは首や腋等を冷やしましょう。Oスポーツドリンク等、水分、塩分を補給しましょう。○嘔吐をして水分の補給ができない、意識がおかしい、反応がない場合はすぐに119番(役場)に電話して、応急手当をしてください。予防法0十分な水分補給人間の喉の渇きは意外と当てにはなりません。喉が渇いたと思ったときは、すでに体は脱水状態にあります。運動や作業の前から飲み始めておくことが大事です。喉が渇かなくてもこまめに水分は補給しましょう。汗をたくさんかいたときは水分と一緒に塩分の補給が必要です。市販のスポーツ飲料などを飲むのも効果的です。0服装に気をつける吸湿性や通気性のよい素材で、ゆったりとした風とおしのよい物を着用しましょう。色合いも熱を吸収しない白系統の色が熱中症予防には効果的です。直射日光は、帽子や日傘などで防ぐようにしてください。0体調を整え、体力を維持する日常生活では、休養と睡眠を充分に取り、体調の維持に努めることが大切です。食生活では野菜類や海草類などをた<古ん食べてビタミン・ミネラル類を補給しましょう。肉・魚・たまご・大豆製品などのタンパク質は疲労回復に欠かせません。夏場には積極的に摂取しましょう。○高齢者の注意点寝る前にも水分は補給しましょう。枕元に飲み物を置いておきましょう。入浴はぬるめで短く。部屋の風通しをしましょう。部屋に温度計や湿度計をおいておき確認しましょう。お問い合わせ先粟国村役場民生課TEL(098)988-2017