ブックタイトル広報あぐに35号

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概要

広報あぐに35号

(7)平成22年11月号あぐに書活動を行う、行政、学校、図書館等が連携し、地域ぐるみで子どもが読書に親しむ機会読を提供することにより、子どもの自主的な読書活動の推進を図る目的で、(独)国立青少年教育振興機構「地域ぐるみの子ども読書活動推進事業」を受託し、粟国村教育委員会・粟国村子どもの読書活動推進委員会により様々な取組が行われました。9月27日は、読み聞かせ講演会、沖縄県子どもの本研究会大田利津子先生による「広がる絵本の世界~いまなぜ読み聞かせか」と題して離島総合センターで行われました。テレビやゲーム、携帯の普及によって親子のコミュニケーション不足により、子どもたちの行動が「切れやすく」なっています。一番簡単で、親子でできるコミュニケーションの一つとして、絵本の読み聞かせが効果的とお話がありました。実際に学級崩壊寸前の子どもたちに毎日絵本を読んで聞かせたところ、子供たちが落ち着きを取り戻したというおはなしもありました。また、日本は世界で一番絵本が多く出版され、また多くの外国の絵本も翻訳出版されています。さまざまなジャンルの中から、選ぶのが難しいですが、子どもの年齢に応じた絵本選びに是非参考にして欲しいということで、「読み聞かせの本のリスト」も沖縄県子どもの本研究会より出版されています。学校図書館にも寄贈されましたので是非ご利用下さい。大田利律子先生9月28日は、沖縄県子どもの本研究会田名洋子先生による小学校に向けた「昔話を楽しもう」と題して、読み聞かせ実演会が行われました。浜辺に自生しているグンバイヒルガオが出てくる伝説や、多良間の民話「うずらのかあさん」などを読み聞かせしました。沖縄県子どもの本研究会により「沖縄むかしむかし、子どもに語る沖縄」が出版されています。第3冊目には、粟国の民話も多く紹介されるそうです。楽しみですね。田名洋子先生