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  • 調査番号:006-00000441
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メクラヘビ(めくらへび)

トカラ列島以南のほとんどの島。ほか世界中の熱帯域に広く分布する。一見、ミミズに似ている。体表は鱗で覆われている。腹部の体鱗も背面と同じ形をしており、他のへビ類のそれとは異なる。頭部には、口と退化した小さな目がある。地中性で枯草や枯葉の堆積した下などに穴を掘って生活する。地上に出すと潜ろうとする。動作は敏捷。シロアリなどを好んで食べる。本種は雌だけで単為生殖をすること、地中性であることなど分布を広げるのに好条件を備えている。沖縄諸島では方言で、ジーハブ「地面(地中)にすむハブ」と呼ばれている。猛毒を持つものと恐れられることもあるが、毒は無い。

基本情報

カテゴリ 生物 :昆虫・動物 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 池原貞夫、宮城邦治、与那城義春、当山昌直.1984.琉球列島動物図鑑(1)陸の脊椎動物.(株)丸正印刷.沖縄
日本爬虫両生類学会.2016.日本産爬虫両生類標準和名

概要

【分類群】有鱗目メクラヘビ科メクラヘビ属
【学名】Indotyphlops braminus
【大きさ】全長18cmに達する。

『昆虫・動物 』の収蔵品

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