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  • 調査番号:003-00000300
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出産(しゅっさん)

出産はジル(地炉)が近くにある裏座で行われ、産室には魔除けとして、綱を張り巡らしていたという。昔は産婆がヘソを木綿糸などで結び、剃刀で切り、1週間後、ヘソが脱落したら菌が入らないように消毒、その後テンカフをつけた。産水は、東はハンガー、西はヤマトガー、浜は上ノカーから汲む。生後1週間は産婆が沐浴をし、魔除けとして鍋のススを子どもの額に付けた。胚盤は家の後ろの軒下に埋めた。子どもは吉日を選んで家から出していた。

基本情報

カテゴリ 民俗・文化 :風俗 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村誌

概要

昔の出産は命懸けで、産室の魔除けや子どもの額にススをつけるなど、ここにも魔除けやおまじないが用いられている。

『風俗 』の収蔵品

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