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  • 調査番号:006-00000217
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カンムリベラ (かんむりべら)

提供者:沖縄環境分析センター

幼魚は灰色から白っぽく、頭部に黒色点、体側の背部には橙色斑が2つある。成長するとこれらは消え、頭部が白っぽく、後半は黒くなる。大型個体では緑色となり、体側に青緑色の横帯がでる。また、大型個体の後頭部は膨出し、背鰭の第1棘が長くなる。カンムリベラ属魚類は、日本から5種、世界で25種前後が知られているが、本種はその中でも最も大きく、体長1mにもなるという。
サンゴ礁や岩礁域、その周辺の砂底に生息する普通種。稚魚は潮溜まりにも現れる。夜間や危険が迫ると砂の中に潜る。動物食性で主に底生の魚類、甲殻類、などを捕食する。
磯釣りの外道としてよく知られており、南日本の太平洋岸でも時として大きいものが釣れる。大型種で食用になっている。幼魚は観賞魚で飼育しやすいが、底砂を敷くのが望ましい。また本種は大型になるため、飼育の際には最大体長を考慮する必要がある。

基本情報

カテゴリ 生物 :海洋生物 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 岡村収・尼岡邦夫.2003.日本の海水魚,山と渓谷社
WEB魚図鑑

概要

【分類】スズキ目ベラ科カンムリベラ属
【学名】Coris aygula
【大きさ】約1m
【分布】相模湾以南;インド・太平洋域.

『海洋生物 』の収蔵品

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