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背鰭棘は9棘。尾鰭は截形か少し湾入する。成魚の体色は灰褐色から茶褐色で、体側には褐色の横帯が多数ある。頭部から鰓蓋にかけて青色線がある。尾柄部に黒色斑があるが、これは目立たないこともある。幼魚の体色は鮮やかな桃色で、背鰭、臀鰭、尾鰭上下に赤色帯がありハナダイの仲間に似ている。サンゴ礁域の外縁に生息する。小魚を主に捕食する。ほかのハタ科魚類同様、釣りなどで漁獲されて食用になる。タテスジハタ属は1属1種であるが、ユカタハタ属に近いものとされている。
【分類】スズキ目ハタ科タテスジハタ属【学名】Gracila albomarginata【大きさ】31cm【分布】小笠原諸島,琉球列島;台湾,インド-太平洋.
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