ホーム民俗・文化 > むんじゅる節

  • 民俗・文化
  • 文化財
  • 調査番号:003-00000034
  • このページを印刷

むんじゅる節(むんじゅるぶし)

提供者:四方正良

「むんじゅる」は「麦わら」という意味の「ムンガラ」、「ムンジャラ」が転訛した言葉。
「むんじゅる平笠」は「麦わらで作った平笠」のことで、むかしは畑仕事の際にかぶっていたそうだ。

一、むんじゅる平笠ちゅらむぬや 女童まちぢにちぃ据してぃ(ちゅらむぬや)花染み手さじや前に結でぃ 二才惚らしむぬ(花染やう)
ニ、照喜名坂からやううなよ むんじゅる平笠かぶるなやう(津波古の)津波古の主の前が な打惚れゆんどう(津波古の)
三、芋のまあさや唐かんだ 米のまあさやあかち米(神酒造ての)神酒造てのまあさや 白はい唐かんだ(神酒造ての)(大意) 一、むんじゅる平笠は美しい 娘さんの頭上にちょこっとのせて花染手拭を帯の前に結んで 青年たちを虜にしている

ニ、照喜名坂を通るときは むんじゅる平笠をかぶってはいけませんよ
役人・津波古某が むんじゅる平笠を被った娘に惚れてしまうから
三、芋のうまいのは唐芋だ 米のおいしいのは赤地米である神酒をつくって美味しいのは白い唐芋だ

基本情報

カテゴリ 民俗・文化 :文化財 時期 新暦:
開催地 巣飼下原 発祥時期 時代・年代: 現代(2001年 ~)  
参考文献 粟国村誌
美ら島物語

概要

【種別】無形文化財
【指定された日】平成21年11月25日

『文化財 』の収蔵品

タグ

         

ホーム歴史 > むんじゅる節

このページのTOPへ