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  • 調査番号:001-00000006
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西御願貝塚(にしうがんかいづか)

沖大報文によると、「本貝塚は字西の俗称イキントーガー(溜池)の上方約5mの崖下に形成されている。断崖下には岩盤の亀裂や小洞穴があり、東方約5mの位置に拝所の西御原がある。包含層は確認できなかった。」とあり、発見者の調査で示している貝塚の位置とは200mばかりズレがあり、巣飼原貝塚と混同されている場合も多い。「粟国島の考古学調査」では、巣飼原と同一の遺跡と考えられるという結論になっている。

西御願の植物群落:字西の御願は古くから拝所として村民が大事に保護してきた場所で天然記念物に指定されている多くの種類の樹木が育ち、島では貴重な存在だ。御願ないで見られる植物には、ギョボク、クワノハエオキ、アカギ、クロヨナ、シロダモ、タイワンウオクサギ、トゲカズラ、シマオオタニワタリなどがある。

基本情報

カテゴリ 遺跡 :貝塚 時期 新暦:
開催地 沖縄県島尻郡粟国村西粟国島 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村誌
遺跡ウォーカーβ

概要

“○字・西の御願所 ・・・ 粟国には、西、東、浜の三集落あり。西の集落の外れにある御嶽。植生がすごくて県の天然記念物となっている。拝所施設が三か所にあるが、さらに森は奥深く、迷い込んだら白髪化。

古くからの拝所で、高さ約20メートルの琉球石灰岩からなる断層崖を含む地域。断層崖の上部には、亜高木林のヤブニッケイ、クロヨナ、ハマイヌビワなどが群生する。崖下にはアカギ、タイワンウオクサギなど大木が発達。学術的に貴重。【県指定天然記念物】

『貝塚 』の収蔵品

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