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沖縄では旧暦八月を妖怪の出る月として、一般に十一日の日を「ヨーカー日(妖怪日)」としていた。妖怪日には爆竹、または竹法螺を鳴らして追い払うという俗信があった。
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片足をあげ、片手で足をにぎり(右手で左手をつかまえる)、片足を手放した方が負けとなる。
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白紙に包んだ二合飯を大工の頭領が東側の屋根の上にあがり、そこから、「クガニダマウトスンドゥー、ナンザダマウトスンドゥー、ウマヌウミングワスタマウトスンドゥー」と言った文句を唱えて落とす。それを軒下で晴着の戸主が、着物を広げて受け取る。二合飯...
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一、草戸から下りて 夜ふけてぃくりば 夜から押す風や な冷るさぬ 二、夜原押す風や 足からが入ゆら 裾からど入ゆら な冷るさぬ 三、わが草戸島や 瓢箪ない所 赤皿の飯(ンバイ) ひなかおしる 四、わが草戸島や水欲さんねらん 池小堀掘て ふか...
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櫛は魔除けの力があるとされており、落として折れたりすることが不吉なこととされた。
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クバの葉を12cmくらいに切り、中味を削って舟型に作ったもの。
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クンマーとは、襟のない着物のこと。産まれてすぐは着物を着けさせず、母の着物をほどいたものでまいていた。明治の初め頃は、クンマーをよその家から借りてきて、その子のように元気であるようにとあやかる意味で着けさせ、2~3カ月になって初めて着物を作...
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昔は縁談がまとまると、女方へ約束の品を持っていった。婚約成立後、1カ月以内に吉日を定め、夫方から酒肴を携え、妻方の関係者を招いて酒宴をする根引き(ニービチ)を行う。数日後、夫の友人が集まり、不意に夫を新嫁の家へ引っ張りこむ「婿連れ」を行い、...
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ガジュマル、ユーナ(オオハマボウ)の木の太い枝を3~5cmに切り、上部、平面、株を円錐形をして、新にくぎを打ち込む。遊びかたはパチ(布きれ)をコマの側面にあてて叩きながら回す。コマどうし、相手のものとぶつけて楽しむ。相手のコマを倒したら勝ち...
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悪霊を払うといわれている「サン」。ススキの葉を束ねて、先を結んで輪を作ったもので、魔物や悪霊を防ぐ力があると信じられている。食べ物や食物の土産もの、神仏の供物など他所に持ち運ぶときにサンをその上に乗せておく。サンをつけないと、途中で食物の精...
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人が亡くなると、死者の枕元に一膳飯を供えて箸を立てる葬方があるため。このような、葬式の日に行うことを日常にしてはならない言い伝えが多数存在する。
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真竹(マダケ)の葉の両端を折り曲げてささ舟を作り、ため池などに浮かべて楽しんでいた。
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個人または団体(部落)が開墾した土地で、開墾者は中央政庁より請地状をもらい耕作し、売買譲渡の権利を与えられた。
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シターリ節は、粟国島の古謡のひとつ。粟国島には比較的多くの古謡が残っており、40年ほど前までは、近所のおばあさんたちがンジフニ(出船)のときにはティーサージ(手ぬぐい)を振りながら歌っていて、もの悲しさのある歌でもある。ヤガンウユミでうたわ...
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円をつくり、その中にいくつかの境界線を引き、玉(ひらたいもの)をはじいて境界線を越えたら、次々に進み、境界線を消して拡大して遊ぶ。
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出産はジル(地炉)が近くにある裏座で行われ、産室には魔除けとして、綱を張り巡らしていたという。昔は産婆がヘソを木綿糸などで結び、剃刀で切り、1週間後、ヘソが脱落したら菌が入らないように消毒、その後テンカフをつけた。産水は、東はハンガー、西は...
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家の新築は、農閑期である9~10月頃に戸主の相性と年の関係に合わせて吉日をトとしており、昔コー(組合)と大工、親戚、近隣の共同作業によって行われた。をして出来上がった。コーはハル(原)の隣り合わせになっている人々が約20~30人で組織され、...
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いわゆる拾い箸のこと。食べ物を箸で人に渡し、それを箸で受け取るのは、火葬でお骨を移すことを連想させるので縁起が悪いと考えられてる。
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地頭代は文子(てくぐ)、四人捌理(さばくり)の役職を経て、村(字)の夫地頭を勤め、さらに総耕作当か、総山当のいずれかを歴任した者の中から厳選して琉球政庁から任命される。その任期は3年だった。地頭地と称する役地を間切より与えられ、その収益を役...
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ジャコウネズミが時折、餌を探して地上に現れ、台所を走り回ることがある。台所の床の上に這い上がってくることは滅多にないため、不吉な感じがしてこのような迷信が生まれた。床の上を鳴きながら通る時は災厄があるので家内を清める。
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