ホーム > 検索条件:「民俗・文化 風俗」
「謝花原に妹が住んでいるので、兄は草戸原邑から馬に乗って、潮時を見計らって妹の家に立ち寄り、休んでから海に行き来していた。」という内容の謝花歌謡によって、浜部落西北の丘である謝花原に最初人が住んでいたことが推測できる。なお浜部落はミイジン渠...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
門入りの時、三夫婦で祖父が先頭になって塩をまきながら、「クガニウジョウー、ナンザクジョー、ハンジョウウジョウーヤイビーン」を唱えて門入り、家の一番座で戸主と対座し、戸主は「火の神ガナシーネンリマス ワカマス ウマースデービル、クレーウマヌ ...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
新築儀礼に関わる一つである。別名は裾付祝。屋根の茅を葺き始める時に行なわれ、大工の頭領が屋根の上にあがり、神酒、酒を備えて祈願する。また、神酒はコーから出すとされる。尚、コーとはハル(原)の隣合わせになっている人達が約20~30人で組織され...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
粟国島は殆ど自給自足であり、農繁期に人を雇用するほどの時期になると体力を消耗するため、3時頃に間食を取ることもあるが、今も昔も三食制である。ステミテムイとは朝食の事で7時頃とる習慣である。粟国島では米の栽培はしておらず、主食はほとんど芋でそ...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
棺のまま死骸を外に持ち出し、遺族や近親者が水洗いをして骨壷に納め、永久に墓へ納められる。この日は親戚や知人が集まり墓庭でお供えものをして、皆でそれを配って食べる。家に帰っても盛大に弔いをし、当日は七月エイサーの歌を亡き者は喜ぶと言われている...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
死者が出る時は近隣の人が集まり、造花や白位牌、棺の準備、豚料理などの準備がなされる。死者は仏壇の前で体を西方に向け、膝を立てて寝かし、爪や頭髪を切り、温湯で清めて衣類を着替えさせた。死者の面を白布で覆い、棺の中に手拭・煙草・櫛・油・針糸その...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
第1次世界大戦の間に訪れた“砂糖景気”も過ぎ去り、大戦後に不景気の波が押し寄せ沖縄経済へ波及。極度の不況に陥った人々は、米や芋を口にすることも出来ず、家畜ですら食べないソテツを食した。毒性のあるソテツは調理法をあやまると死に至る危険性がある...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
ソテツの上部綿のようなものを取って、乾燥させた後、糸でしっかりと丸く固めながら巻いたもの。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
竹日本を足場を使ってそれに足を乗せて、竹の棒をあやつりながら歩く遊び。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
12cmぐらいの竹1本をナイフで削り、左右の羽のひねり方に注意し、出来上がったら中央に小穴をあけ、心棒をさして、手で回せば、竹トンボは飛ぶ。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
『茅のお願い』山の茅ふんし 床間にたぼち 栄い福らしゃや 茅の御神 『木のお願い』嶽の木も山の木もお陰(カジ)に くひな家ちくて山の木やもてり 吾や栄かり 『砂返し』竜宮すんぐん七浜七底の係りぬ神様 お陰にくひな家ちくやびて 万(マン)のし...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
1年目の誕生日に行われる。潮が満つ時を計らって、一番座にソロバン・本・金・ウブク(茶碗に山盛りにしたご飯)・ハサミ等を並べ、何を取るかによって将来を占った。夜は親戚が集まってお祝いをする。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
吉日をトとすることをスガク蒸しと称し、門中ウクデとユタが火の神や仏壇にウブタ、花米、酒、シル豆腐、水(サー湯)を供えて祈願する祝いである。住所移転の場合は、戸主と生まれ年と同じ方角(年穴)に移転することは出来ず、もしどうしてもそこに移らなけ...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
マーイブク(蘇鉄についている毛状のもの)を取ってきて毬をつくり、野球と同じようにバットをうけて、一塁、二塁...ホームへ入る遊び。ミットもないので、学生帽の破れたものを利用し、手でうけても痛くないように作った。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
寛永通宝の銭が通用しなくなったので、それを利用して手のひらにのせて、裏返されたものは自分のものにする遊びに使われた。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
粟国島の伝統芸能である歌劇で、出演組は都舞原。戦前戦後を通じてその原組の文化遺産として受け継がれている。演目の内容は、長者を先頭に親雲上と筑登之が舞台を一回りして長者が舞台中央前で句を口上。親雲上と筑登之は後ろに下がり各々の口上を述べる。長...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
空のカタツムリの渦巻きの頂点をあてて手のひらに乗せて押し合い、他を圧し潰したら勝ちとなる。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
家葺の時に新築の家を回って唱える言葉(文句)で、魔除けのためと伝えられている。チーヤーマーヤを内側の男が回りながら文句を唱えて、塩水を口から吹き出し、外側の男が新築の家を回って呼応する。これを繰り返し、終了後に新築のお祝いをはじめる。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
妊婦と夫には禁忌があり、立派な子どもが生まれるためや、難産からまぬがれるための祝法だった。新しい生命を迎えるうえで、殺生に関わりのあることをさけていた。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
新築儀礼に関わる一つで、別名は手斧祝である。大工、家主、近親、近隣の人達が集まり、新築する家の中央に酒肴を供え、大工の頭領が工事の無事と大工達の無難を祈願する。また、家屋の新築は農閑期である9~10月頃に、戸主の相性と年の関係に合せて吉日を...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗