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王府が定めた烽火の制度により、各島に遠見番という用心を置いて任務に就かせた。遠見番は船の種類を間違えたり、烽火をあげるのを怠ると王府の出迎えに支障をきたすため、命懸けで見張りを続けた。
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拳大の石を集め、鬼になった者が、この上に四つん這いになる。親鳥が卵を抱えるようにする。まわりの者はこの卵をかすめ取るのであるが、親鳥はそれを取られないように足でける。けられた者は鬼になる。
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「トーンサリ」とは歌の1つで、豊年を祈願するために作られた。いわゆる祝詞(のりと)のようなもの。旧暦の大晦日の晩に各戸をまわって歌われた。
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婚姻に関わる一つの用語として用いられている。縁談がまとまると、男の両親、仲人が酒一升を持って、女の家へ行く。女方の親戚が集まっている中、女の両親と杯を交わし、酒宴をはる。尚、当日は、本人は行かない。中シマシは酒盛と類似するものである。本島の...
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立派な子どもが産まれるため、難産を防ぐための祈法。牛や馬の手綱をまたぐと、12カ月経っても子どもが産まれない。欠けた食器で食事をすると、兎唇が産まれる。首に手拭きをかけると、出産の時に逆子が産まれる。食べ物について、産まれてきた子どもに黒い...
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神代の昔、産殿がまだ出来上がる前に産気づき、屋根を葺くのが間に合わず「うがやふきあえずのみこと」と命名。この時産まれた男の子が神武天皇の父上だったという話が伝わっており、沖縄でも妊婦がいる家はお産がすむまで屋根だけ葺き残す習俗があった。
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馬の妊娠期間は12カ月といわれていて、馬の手綱をまたぐと過熟児が生まれるとしてさけていた。妊婦にはさまざまな俗信があり、昔は月経やお産の血を不浄として忌み嫌い、不幸や病気をたたりと考えていた。神を汚したりしないように祀り、身も心もつつしみ深...
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婚姻に関わる一つの用語として用いられている。ニービチの初日は中シマシから1ヶ月以内に吉日を卜して行われる。日取りは、ヒークヤ-(易者、ユタなど)に決めてもらう。男側から参列するのは、父母兄弟、婿、仲人であり、酒、肴(トーフ、ソーメン、カラザ...
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人が亡くなってすぐ、その人の枕元で読経する「枕経」という儀式がある。また、故人の枕元に一膳飯を供えて箸を立てて供えることから、生きている人やましてや子どもにこの行為をしてはいけない。
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番茶などの日本茶を入れる時に稀に茎が縦に浮いた状態になることがある。それを茶柱が立つと呼び、吉兆ともてはやす文化がある。人に知られないうちにこっそりと飲まないと幸運を呼ぶことができないとされている。
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十四世紀以後英祖王統時代に確立されたノロは、オアラオリという儀式によって神霊を受け、現人神(あらひとがみ)として特別な資格が与えられるものとされていた。ノロには祈る人、宣る人という意味があり、部落の祭祀を司っていた。東方の海の彼方にある楽土...
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神職に在る神女にその在職中耕作の権利を与えた土地で、収益の中から百姓と同額の租税を納めさせて、残りは役得とした。
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新築儀礼に関わる一つである。別名は柱立祝である。柱を一本立ててから、キノエの日をトして行う。柱は、前方の東の隅の一本を立て(東を神座として、東の方を先にするのは、宗教的概念からくるとものである)テーンダテユーエーと同様に、大工、家主、近親、...
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一、銭金やあてん 後生かいや持たぬん 吾手にある針突 うりど情 二、針突突き手間や 吾が出じゃちきーぐと にかぬ尾類かにや ちばて五貫 三、別りてや行きば 何さい情すが 吾手にある針突 うりど情
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租税を完納できない場合、政庁が御手入処分として土地を取り上げて売却し代金は村に下附した。
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按司を首里に集め、その間切に代官を置いて治めさせていた按司掟が廃止。新たに地頭代理という公職が置かれるようになり、各地方ごとに番所が設置されるようになった。字浜に置かれていた番所は、字東に移され、現在の役場になっている。
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二又の木の枝を使い、ゴムひもをつける。ゴムひもの中央に3~4cmくらいの皮をつけて使用していた。
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ヒヌカンと呼ばれる火の神様は1年に1回昇天して、その家族の良いことや悪いこと全てを天帝に報告すると言われている。そのため、ヒヌカンがいるかまどの前で悪口を言ってはいけないと戒めた。
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土地は私有地ではなく百姓は間切によって割り当てられた土地を耕し、それに対し一定の租税を納めていた。百姓地は私有地ではなく、共有地として、四十八地(人)に分割耕作していた。
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ほおずきの実の袋が枯葉色になるのを待って摘む。中の実をほぐし、針等で口を開け、少しずつ種を出すと空袋になる。これを口に入れて鳴らす。
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