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沖縄本島では3~12月にかけて、八重山地方ではだいたい1年中成虫が見られる。羽化が近づいたさなぎは、翅となる部分にうっすらと成虫の翅の模様が見えてくる。羽化前日になると、ハッキリと見えるようになる。羽化直前には、さなぎの腹部の節の間が伸びて...
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雄の夏羽では目の上から耳状の飾り羽、首からは襟巻状の飾り羽を生じるが、沖縄県内では完全な夏羽の観察例はないようである。雌の夏羽は体の上面が白と黒のまだら模様で、頭は淡い褐色をおびる。冬羽は体の上面は灰褐色で羽縁が白い。頭部には黒い縦斑がある...
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成体では体調6~7cmに達する。日本産は1種でオオゲジのみが知られている。関東地方以南に分布し冬季は洞穴内に集団で越冬していることが多い。
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本種は平地や人家周辺で普通に見られるが、特に海岸近くの雑木林に多く、正に「海辺の天女」の如き存在である。海岸から平地にかかてフワリ・フワリと風に揺られるかの如くゆるやかに飛び回るが、山間部ではほとんど見かけることはない。動作が非常に緩慢であ...
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ゲットウ(ショウガ科)などの植物を食草とする。本種も訪花の他に,鳥などの獣糞にも吸汁しにやってくる。鳥などの糞にやってきたとき,その糞が乾いていたら,自分の排出物で溶かして吸汁することがある。このような行動は吸いもどし行動と呼ぱれ,セセリチ...
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本種は,日本産ネブトクワガタの仲間では一番小さい。沖縄島では、中・北部に分布しており、現在の南限は沖縄市である。
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多化性で一年中見られるが、春に数が多い。平地よりも山地の林縁で見られることが多く、各種の花にも吸蜜に飛来。地上に降りることもある。翅の表面は、ビロード状。雌の前翅には2個の白斑があるが雄にはない。裏面には、後翅に白い帯があり、これらが他のセ...
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ウラナシジミと生息場所がよく似ており、しばしば混生している。尾状突起は偽の触角になって、捕食者をあざむくことがあるようだが、本種のようにその付け根に円い紫斑がある個体が多い。これは、偽の目としての役割をはたすためのようである。
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日本ではおよそ1800年前から飼育がはじめられたという記述がある。
成虫の体と翅の色は白色で、触角はクシの歯状である。オスの前翅の先はメスのものよりもやや突出している。成虫は羽ばたくことはできるが、飛ぶことはできない。また、成虫は口吻が退...
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洞窟や人家の周辺、朽木の中など、暗くて雨の当たらない場所に住む。体は太短かく、背が丸みを帯びた独特の体型をしており,後脚がよく発達している。主に夜間活動する。
粟国島亜種のものはアグニカマドウマ(Atachycines a. nabbie...
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全長は70~150cm、頭胴長は、45~88cmと体の半分近くが尾である。色は、黒い地色。腹部に白い横帯がある。水辺に多く生息し、カエル類を食べている。毒を盛っているが実害は知られていない。同じナミヘビ科のリュウキュウアオヘビなどは、生息地...
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黄色い翅が印象的なシロチョウ科のチョウ。モンシロチョウをやや小型にして黄色くしたようなチョウである。雄は黄色味が強く、雌では淡い。モンキチョウに似るが、モンキチョウは黒い縁取りの白い紋がある。本種はキチョウとされてきたが、近年のDNAによる...
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山の中から海岸の近くまで、身近な環境でよく見られるシロチョウの仲間の代表的な種類。世界的にも広い地域に生息。秋期から春期に多い。食草は多くの場合マメ科植物に限られる。森から平地、海岸線までマメ科植物は生えているため、このような広範囲な生息地...
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住家性のネズミで耳は大きくて毛が生えていない。雑食性であるが特に穀物などを好んで食べる。一年中繁殖し、サトウキビや稲などの農作物に大きな被害を及ぼすことがある。世界的に分布している。
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ニイニイゼミと似るが、体に緑色部があること、前胸背の側板があまり角ばって突き出さないこと、後翅の外縁部が広く、翅垂部に黒色紋があることで区別できる。平地から山地にかけて普通に産する。イタジイ、ホルトノキ、トベラなどの多くの広葉樹にみられるが...
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体長は15mm内外。シジミチョウ科。日本では迷蝶もしくは遇産。食草はソテツだが、幼虫は、ソテツの新芽だけを食べるため、新芽のない所ではソテツがあっても発生出来ない。初めて確認されたのは1992年那覇空港のソテツで発生しているところである。そ...
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クロマルコガネともいう。台湾やフィリピンにも分布する小型のカブトムシ。雄、雌の変異は微量。頭角、胸角ともにない。上翅の点刻は薄く縦列条となる。
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ナナフシ類は,枝や茎への擬態例として有名だが,本種は葉に隠蔽擬態しているコノハムシ類と近緑な科に属している。形態は他のナナフシ類が細長い枝状であるのに対し,本種は太短い。特に雌は著しい。体色は灰褐色で,オスはメスに比較して黒みが強い。和名は...
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触角は長く,頭部は赤褐色を帯ぴる。低山地の森林にすみ,夜行性で,他の昆虫を捕らえて食べる。日中は,口から糸を吐いて葉をつづり合わせた巣に潜む。発音は,脚で葉などをたたくタッピングのほか,腹部側面の突起と後脚をこすり合わせて,シュッシュッとい...
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沖縄で最も普通に見られるトンボのひとつで、平地の池沼、流れのゆるやかな河川などで観察できるのである。成熟した雄は真っ赤になるため、沖縄ではアカトンボと呼ぶ方が多いが、本土でいう“アカネトンボ”と沖縄でいう“アカトンボ”は全く別物であることが...
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