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沖縄諸島。中国南部・台湾・東南アジアを中心に分布する。体長7cmに達する。背面に褐色の縦線を有するものと欠くものとがあるが、一腹の卵から両方の型が、生まれるので、種内の変異として取扱われている。春から夏にかけて産卵する。卵塊は泡状。沖縄島か...
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シロオビアゲハの幼虫は、粟国島にたくさん生えているサルカケミカンを食草としている。そのため、この木の周りにはアゲハチョウがたくさんいる。サルカケミカンとは海岸の岩の上などに生えている、低い木である。粟国島のチョウはとにかく動きが速い。多くの...
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沖縄ならば、ほとんどの島の荒れ地や海岸、嶽林などに数多く生息し,観察も容易にできる種である。ツマベニチョウやオオゴマダラのような派手さはないが,沖縄を代表するチョウの1種である。
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幼虫のときに毒のある植物を食べて成長。成虫になってからも、そのときの毒を体に中に持っているため、まずい味がして、鳥などの天敵に狙われない。成虫になってから毒を食べる種もあり、毒をもっていることを天敵によりよく覚えてもらえるように、オレンジ、...
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形態は、体長オス・メスともに76mm内外。腹部第8節がうちわ状に広がったサナエトンボである。ダムや植生の豊かな池沼に生息している。成虫は4月中旬~11月中旬に見られる。県内のほぼ全域に分布し、国内では本州、四国、九州、南西諸島に分布している...
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別名サイカブトムシ。幼虫は、ヤシ類やサトウキビ畑等の畑に積んである堆肥に多い。雄雌とも前胸背がへこみ、頭部のサイのような1本の角を持つため、サイカブトとも呼ばれる。ヤシ類の幹に大きな穴をあけて、新芽などを食いあらし、最後には枯らしてしまうた...
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沖縄の鳴く虫の中では,りユウキュウキリギリスと並ぶ大型種である。体色には緑色型と褐色型の2つのタイプがあり,色の濃淡は個体により多少差がある。前翅の不規則な斑紋も個体変異が多い。草食性で平地の草原の茂みや民家の生垣,サトウキビ畑にすみ,日没...
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以前は八重山諸島にしか分布していなかったが、その分布域を北上させ、1971年に宮古諸島に、1972年に沖縄諸島に、1975年に奄美諸島に定着した。幼虫は葉ではなく、花、つぼみ、若い実を食べる。成虫は林縁部や海岸林に多い。
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体背面は光沢のある金緑色で,2本の赤条があり,見る方向により紫藍色を帯びる。奄美諸島,沖縄島産のものは点刻が強く,体が短太で別亜種となり,オオシマルリタマムシと呼ばれる。原名亜種はタマムシと呼ばれる。
成虫はクワノハエノキの大木に集まり,...
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沖縄に生息するセセリチョウの仲間の中で一番よく見られる種。草地や公園・田畑など開けた場所で見られ、花で吸蜜することが多い。夏の終わりから秋にかけて個体数が増える。幼虫は、チガヤ、ススキなどイネ科植物や、タケ科、カヤツリグサ科の植物を食べる。...
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緑色または茶色の大きなカマキリ。原っぱや田畑、河川敷など、開けた環境を好む。あらゆる昆虫を強力な鎌足で捕らえて食べる。オオカマキリに似ているが、本種の方が、やや小さくて細身。また、オオカマキリの後翅は紫褐色をしているのに対し、本種はその色が...
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秋に迷蝶として採集されることがある。沖縄で採集されるものは、本土に比べて翅の表面が赤い。9月ごろに北風が吹くころから北の朝鮮半島や大陸から飛んで来るものと考えられている。前翅の前緑部が角ばるので、近似種のキチョウと見分けることができる。
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荒地や海岸線でよく観察できる。1属1種の蝶で、その分布地が温帯から熱帯にあることなど、特に大型のヒョウモン類の中では異色な存在。ヒョウモンという名は、翅の斑紋がヒョウのようである為付けられたとされている。雄雌の斑紋に違いがあり、雌は前翅頂に...
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成虫は、前翅長40~55mmと中型種では大きい方で、シロチョウの仲間では世界的に見ても最大級である。翅のオスは地色は白色であるが、メスは黄白色から灰白色まで幅がある。前翅端には鮮やかな赤色(端紅マツベニ)で、その赤色の周りは、黒色で縁取られ...
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ドウガネ類と似ているが、ハナムグリ類は角ばった体型をし、上翅を閉じたまま上翅と腹部の隙間から後翅を出して飛ぶ。ハナムグリという名前から花に潜るような印象を与えるが、ミカンの樹液や熟した果実の方を好む。近似種にリュウキュウハナオオハナムグリが...
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台風の約1カ月後に発生することが分かっている。台風後に木々が塩害などの為落葉し、新芽を展開させた際に成虫が出現する。テングチョウの名は、上顎が発達し頭端に突き出て、その姿が天狗の鼻に似ているため。
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沖縄に生息するアゲハチョウ科の仲間のうち、最も大きい。卵も1.5~1.7mmあり、肉眼でも十分観察できる。雄の翅は一見黒1色に見えるが、青い鱗粉が脈間にまぶされていて光に輝く。雌は黒地に白斑があり、白斑にはクライン現象が見られる。
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冬期から春期にかけて多く見られる。沖縄の蝶の特徴の一つに“夏枯れ”現象があり、本種も盛夏に最も少なくなる。天気の良い日には、湿地で吸水する姿が見られ、その際集団を作ることがある。この吸水行動は雄に限られ、雌にはほとんど見られない。
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沖縄では普通に見られる樹上性の大型カマキリである。体色は通常の緑色のほか,褐色や時に
は黄色・紫褐色・灰褐色の個体も現われる。
成虫は4 〜5月と9 〜10月の年2回羽化するが,春に羽化した個体の子が秋に羽化して成虫になるのではなく,そ...
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体長(腹長)オス・メスともに52mm(36mm)内外。後翅長オス・メスともに34mm内外。腹部が非常に細いトンボである。陽当たりのよい開放的な池や湿地、小さな水溜りなどで見られ、成虫は一年中見られる。またハラボソトンボは縄張りがあり、飛び立...
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