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ナガハナダイ属の中でも代表的といえる種。雄は赤みを帯びた体色で、背鰭第3棘が長く伸びる。雄の胸鰭に大きな赤色斑がある。雌は橙色で、背鰭第3棘が少し伸びる。雌雄ともに背鰭第3-10棘間の鰭膜には交互に棘先端付近にまで鱗がある。
沿岸の岩礁や...
カテゴリ:生物 ・ 海洋生物
浅い岩礁のすき間や暗がりにペアで見られる。スジオテンジクダイよりも北方系で、南日本の太平洋沿岸で見られるのは本書の場合が多い。
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内湾から沿岸の浅所で大きな群れで生活する。幼魚や小さい個体は内湾や河口域のとても浅いところを好む。
鰓蓋の上部に小さな黒斑、主上顎骨後端は眼の後縁を越える。稜鱗のは若干黒色を帯びる。幼魚は尾鰭の後縁が黒く縁どられ、不明瞭な暗色の横帯がある...
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内湾の湾口、サンゴ礁域の礁斜面やドロップオフ下に生息する。礫や死サンゴ片まじりのガレ場、砂底でテッポウエビ類と共生する。生息水深は3-30m。
頭部から尾鰭基底部にかけて明色(黄色)横帯と暗色(赤色)横帯が6本ずつ交互に並び、暗色横帯の幅...
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体型は強く側扁した楕円形で、体色は暗褐色地に青白く幅の広い横帯が3本ある。オレンジフィンアネモネフィッシュに似るが、真中の横帯の幅が頭部の横帯の幅より広いことで区別できる。ミクロネシアのものは体色がやや黒っぽい傾向にある。食性は雑食性で付着...
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小笠原、奄美大島以南の岩礁、サンゴ礁の礁原に普通に見られるナマコ。
体は堅く扁平で、上から見ると楕円に近い。地は茶色だが体表の所々が白くなり、体表のかなりの部分が白色になる個体もある。体長は30cmくらいまである。
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潮通しの良いサンゴ礁外縁のドロップオフ側面の亀裂や穴などの暗がりに単独で見られる。警戒心が強く、近づくとすぐに隠れてしまう。ストロボ光を使用した写真やライトを照らした状態では赤紫色に見えるが、水中では青く見える。
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やや内湾の浅いサンゴ礁に単独で見られる。狭い範囲の縄張りをもちその中で生活する。
体色は一様に黒色で、各鰭の先端は丸い。幼魚の体色は白く、吻から背縁は黄色を呈する。また、腹鰭と臀鰭の外縁は黒色を呈する。
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サンゴ礁の砂地に群生する中形で黒色のナマコ。
体色は漆黒ですが、体表に粘液を分泌し、全身粉をまぶしたように白い砂粒をつけている。
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水深10-20mの潮通しの良い岩礁やサンゴ礁周辺の斜面、砂礫底で見られる。
雄の頭部は暗色で、後半は赤みを帯びる。尾鰭は中央部がややとがる。雌は赤みを帯びた体色。幼魚はイトヒキベラの幼魚によく似ている。なお、本種の場合は色彩に変異が多いこ...
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水深10m前後の根の周辺の水底でよく見られる。
幼魚は体色が淡色で、小青色斑列があるが、成魚では茶褐色になる。背鰭軟条にある黒色斑は前方が青く、これは成魚でも残る。
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潮通しの良い岩礁斜面、砂礫底、サンゴ礁外縁の上などにペアで見られる。南日本の太平洋沿岸の各地に多くの幼魚が流れ着き、季節来遊漁として見られている。
体は前半分が青みを帯び、後ろ半分が暗色。下顎下面には皮弁がない。尾鰭の上・下端に黒色線があ...
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潮通しのよいサンゴ礁や岩礁で、季節や環境を問わず、最も普通にみられるイボウミウシである。
背面地色は黒色。ピンク~緑~灰色イボ状突起。背面中央のイボ状突起は通常3列。周辺にも小群の突起。背面の周縁は淡ピンク色。触角は黒色。体は硬い。
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水深5m以浅の浅い岩礁、転石帯、ガレ場などで見られる。
体には雌雄ともに褐色の大理石模様がある。雄の第1背鰭は大きく、鰭膜に3または4個(ふつう4個)の目玉模様がある。雌は第1背鰭の大部分が黒く、臀鰭に4本の幅広い褐色斜帯がある。小型の底...
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水深15m前後のサンゴ礁に単独で見られる。
体側には黒色点が散在するのが特徴。色彩は変異に富み、灰褐色のもの、黄色いもの、青みがかかるもの、黄色と灰色の二色に分かれるものなどが知られる。眼の周囲が黒っぽくなる個体や胸鰭基部が黒っぽくなるも...
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岩礁の根の上や側面、礁池や礁斜面のミドリイシ類のサンゴが群生する場所でみられる。
背鰭棘先端や臀鰭の一部、尾鰭末端が黒く縁どられる。ほかのスズメダイ科の魚の中に混じることが多い。比較的珍しい。
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サザナミハギ属魚類は一見サザナミハギ属魚類によく似ているが、背鰭棘数が8と少なく、顎歯は幅が狭くて細長い形状となっていることなどで区別できる。本種は尾鰭がやや湾入し、眼付近には小黄色斑があるが眼周囲にリング状の黄色域がないこと、背鰭と臀鰭基...
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浅海の岩礁域に生息。沖縄の磯ではよく見られるナマコの仲間。
体色は通常、青みがかった黒色であるが、オリーブ色、濃い緑色のものもある。イボイボが目立つが、形は四角の柱状の姿をしている。触った感触はゴムのようで、まるで怪獣のおもちゃのような感...
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潮通しの良い開けた岩礁、サンゴ礁外縁の開けた斜面に、単独または群がりで見られる。
体の前半部が暗色で、後半部(背鰭基底後端より少し前)からは淡色。近似種のオナガスズメダイ、デルタスズメダイに似ているが、この2種は尾柄部から淡色になるため区...
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潮通しの良い岩礁やサンゴ礁外縁斜面の水深30m以浅で見られる。日本では稀な種類。八丈島では個体数は少ないものの比較的容易にみることができる。
体側には暗色の横帯があり、この模様は斜帯となるサンセットバタフライフィッシュと比較すると変異が少...
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