ホーム歴史・民話 > 魚女房

  • 歴史・民話
  • 民話
  • 調査番号:002-00000071
  • このページを印刷

魚女房 (うおにょうぼう)

この話型は、八重山諸島に多く、宮古諸島でも聞くことが出来るが、沖縄群島では、粟国島以外で聞くことができない。中国では漢民族などに伝えられている。日本では沖縄以外には伝えられていない。
龍宮は海の神である龍王が住む城。そこには、超自然的な宝がある場所として信じられている。この魚は、その龍宮から出現したことで、人間に変身する力を持っていることになる。
人間と人間以外のものが結婚する話を異類婚姻譚(いるいこんいんたん)というが、人間がタブーを破ることで、幸福な関係が破綻することが多いが、この話は夫婦喧嘩が破綻の原因になっている。
●貧乏なお爺が大変美しい魚を捕り、飼うことにした。そのうちに、この魚がきれいな娘になり、食事の用意をするようになる。やがて夫婦として暮らすようになり、御馳走の他にも家を造って、子供も生まれて暮らしも良くなって行ったが…。

基本情報

カテゴリ 歴史・民話 :民話 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

本格昔話
【話者】西 棚原オト
【聴取日】昭和56年9月22日
【テーマ】幸運を運んできた魚を自ら手放した貧乏なお爺の話

『民話 』の収蔵品

タグ

         

ホーム歴史 > 魚女房

このページのTOPへ