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サンジュウフウシ (さんじゅうふうし)

沖縄でも他に聴取例がない話である。猿の案内で他界に行くのは中国の「西遊記」と同じである。サンジュウフウシの名も「西遊記」の三蔵法師に由来している。現在の「西遊記」も、もともとは中国の民間に伝えられた多様な伝承をもとに成立したものである。
この話は、那覇から来た爺さんが話者の家で話し、それから祖父もこの話をするようになったと言う。
●昔、非常に孝行な子がおった。親が年寄りになってからの子で、この子が七つ八つになったら親は思う通りに働けなくなった。そしてとうとう両親が亡くなって自分一人だけになると、旅に出かける。

基本情報

カテゴリ 歴史・民話 :民話 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

本格昔話
【話者】西 上原英昌
【聴取日】昭和63年9月25日
【テーマ】孝行な子が身体が石の猿に連れられて天上界を旅する話

『民話 』の収蔵品

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