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登野城里喜(とのしろ)

カテゴリ その他
調査番号:009-00000043

人物

大山在番の指揮を仰ぎつつ、松の造林を焼き払ったという免罪で粟国島へ終身流刑に処されたが、その後、事件の真相が明らかとなり久米島へ11年の流刑に減刑された役人。その流刑中に詠まれた詠嘆詩に八重山民謡「いやり節」がある。“いやり”とは伝言のこと。無実の罪を訴え続け、この天地に、神、仏はいないだろうか、雲よ、風よ、遠い八重山の父母兄弟に、冤罪であることを告げてくれ頼む。このように悲観と煩いの中に沸き来る涙は袖の乾く間もなく、その焦がれる胸中の炎は押さえがたく、ついに張り裂けてしまい「詠嘆詩」となり、「いやり節」という名曲ができあがった。

基本情報

カテゴリ 人物  人物
時期 新暦:
開催地
発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献

概要

免罪で粟国に流刑。そのさなかに八重山民謡「いやり節」を詠んだ人物

  • 粟国島の公式サイト 粟国島
  • 沖縄の奥、島の奥「おくなわ」
  • 粟国島ひと口講座
  • おきなわ物語

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