搗臼(つきうす)のことを沖縄ではウーシといい、そのウーシに穀物を入れて搗く杵のことをアジンという。粟をつきしらげるがらアワネギ(粟杵)とよぶようになったのであろう。上下2箇の石から成る挽臼(ひきうす)があらわれるまでは、籾殻(もみがら)を去るにも、籾糠(もみぬか)を取るにも、穀粒(こくつぶ)を粉砕するにも、すべてこの木製のウーシとアジンで行なわれた。
カテゴリ | 民俗・文化 :暮らし(衣・食・住) | 時期 | 新暦: |
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開催地 | 発祥時期 | 時代・年代: 不明 | |
参考文献 |
粟国村誌 沖縄の民具 |
【別名】(アジンの別名)アワネギ
【用途】臼(ウーシ)に穀物を入れて杵(アジン)ですりつぶす。
【関連する事柄】粟。