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  • 調査番号:002-00000064
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殺された三人姉妹の祟り (ころされたさんにんしまいのたたり)

沖縄本島を中心に勢力を保っている王と、宮古を支配する王の話と思われる。宮古島の首長は、豊見親などと呼ばれ、独自の勢力を保っていた。ただし、沖縄本島の王と宮古の王が争った話は、史書にも見えない。
宮古の悪心王にさらわれた首里の王の三人娘が、穴のあいた臼で麦をつかされ、最期は松に縛られて死んでしまい、その山は娘たちの恨みで祟られているという話。
大麦をつかせれていじめる話は、沖縄本島の継子話の代表的な話型。
山から聞こえる娘たちの歌=死者の霊がこの世に残り、歌を歌って仇を打つというモチーフは、世界各地に伝えられている歌い骸骨にもみえる。なお、歌い骸骨の話は、沖縄本島では、伝説としても伝えられている。

基本情報

カテゴリ 歴史・民話 :民話 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 現代(2001年 ~)  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

沖縄の伝説
【話者】浜 与那城カマド
【聴取日】昭和55年8月21日
【テーマ】首里の王が宮古の王にさらわれ、拷問の果てに殺される話

『民話 』の収蔵品

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