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何もしないでいると寒いものであるが、仕事をすれば暖かくなって綿の入った暖かい着物を着ているようなものである。
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学問は積んでいながらも、ものの道理を知らない。学問と人間の価値は比例するものではなく、学問を軽蔑するのも問題だが、学問を過信するのもおろかなこと。
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唐とは中国の意。唐商売は巨利を得たが、事情の知らない者がこれをしても利益どころか、思わぬ大損を招くようになる。やはり日頃手なれたヌカ商売の方が安全である。
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子が十人いても、一人の子が親に孝養を尽くす。子の孝養は、父母の慈愛には及ばないもので、親の思うほど子は思わないこと。
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お金がいくらあっても、金に心からの愛情で語ることはできないが、子供となら心の底から話したり笑ったりできて幸福でもあるという意味。
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金を生むのは金という意味で、金(資本金)が無ければ金儲けはできない。
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掃除をして常にきれいな状態を保つことは、神や仏に祈ることと同じであるという意味。身の回りを不潔にしている人が神や仏に祈ったところで、効果はないであろうということ。心の美しさに限らず身の回りも清潔にしている人には、神や仏が感応して助けてくれる...
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下手な大工を皮肉った呼び名。
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高い木は風当たりが強い。高い地位にいる人は他人のねたみや非難を受けやすい。
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タカが舞えば、その真似をしてカラスも舞う。人真似をあざわらったことわざ。
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人のヒソヒソ話は他人に分かっては困る秘密話であるので、聞かれてはまずいことが多い。個人と個人の関係にしても、会社や団体のことであったとしても、他に漏れては都合が悪いことである。そんな話を盗むように立ち聞きする人は立枯れる木のように生命を失う...
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自分と他人の良いところを見つけて敬愛し、さらに自分の勝手な我意をおさえることに努力する者は、人々から敬愛される者となる。
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人情親切は、目に見えるものだけではない。松の葉のような小さく細い葉でも包めるような情けというものもある。
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最も近い血縁の兄弟でも、家族の有りようによっては、他人のようになってしまうこともあるが、兄弟が力を合わせれば強いもので、大事業を成し遂げることさえ可能になる。何にも替え難い存在である兄弟を大切にして、助け合わなければならない。
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つき肝は近づいてくる人をさし、かなさは愛おしい事を言う。遠くの親類より近くの他人という意味と同じで、日頃よく付き合っていると、赤の他人でも肉親のように親しくなるものであるということ。
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『南島説話』(佐喜真興英著)にある話では、昔、琉球では六十一歳になった老人を土手に生き埋めにしていたが、ある時、鹿児島から灰縄上納を命じられたが、若者たちはそれを作ることができず、困り果てて土手の下の老親に教えを願ったところ、縄をなってから...
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指はみんな同じ長さではない。それと同じように、人間十人集まると、どの顔もどの姿もみんな似ているが、よく見るとそれぞれ違っている。好きも嫌いも、物の考え方も、性格も違うものなのである。
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自分の体のことは、自分が一番よく知っている。他人から見れば丈夫な体でも、自分の体の調子は他人には分からない。
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沖縄の冬は日本本土に比べて、子どもを育てるのに手数がかからないが、夏はいろいろの病気にかかりやすいし、夏負けや暑気当たりが多かった。だから夏は子供の健康に注意するのが何より大切である。
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自分の為にならないことが多く苦労ばかりしている人は痩せている。いつでも、他人のために奉仕したり一文にもならないことばかりして、縁の下の力もちに終始している人がいる。
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