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「あんだー」は脂・ラード、「がーみ」は甕(かめ)を意味する。主に戦前まで使用されていた台所用品の一種で、豚の脂や塩、味噌などを入れる容器のこと。容器のほとんどは那覇市壺屋で焼かれる壺屋焼きで、両側に耳がついていたためシュロ縄を通して台所の天...
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搗臼(つきうす)のことを沖縄ではウーシといい、そのウーシに穀物を入れて搗く杵のことをアジンという。粟をつきしらげるがらアワネギ(粟杵)とよぶようになったのであろう。上下2箇の石から成る挽臼(ひきうす)があらわれるまでは、籾殻(もみがら)を去...
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船を漕ぐ際に使う櫂のこと。他に「ウェーク」や「イェーク」とも呼ばれている。エークには、メーウェク(前櫂)・ナカウェーク(中櫂)・トゥムウェーク(艫櫂)といった様々な種類がある。これらを用途に合わせて使用することで、サバニと呼ばれる沖縄の伝統...
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「もっこ」のことで、棕梠縄、草縄、藁縄などで編まれる。棕梠縄は頑丈で永久的に使われる。普通オーダーは天ビン棒の両端に吊るして物を運ぶ。肩や額にかけたり、棒にかけたり、馬の背にのせて荷物を運ぶ。
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海などで魚を獲る為に使用
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沖縄の婦人は、物を運ぶのに頭上に物をのせた。その際、頭上の物を安定させるため物と頭の間にこのガンシナを敷いた。物と頭との衝撃を防ぐ役にも立つ。ガンはカミ(髪)のこと、シナは品(しな)で品物(しなもの)を意味する。
運搬時以外にも、旧...
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昔は、着物が一般的な衣類であった。家で着る普段着のことを「ヤーカラーチャー」、日常的に着るものを「ヒージーチャー」と言う。ちなみに仕事着は6~7寸程の広袖・ひざ丈となっていて、「シグチサー」と呼んでいた。仕事着は主に晴着のお古(「ウヮージチ...
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クバオウジは扇の原形だともいわれ、沖縄では古くから使われてきた。クバの葉を手頃に切ってそれをそのまま乾燥させた素朴なものである。
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クバの葉を重ね合わせた広いツバの笠で、芯は竹で組み、綜梠のねり紐で固定してある。大きいのは農民の雨具で、小さいのは漁民の防暑用に用いられる。蓑はクバや綜梠で作られるが、永久的な蓑は棕梠製(スルン)である。(RBC沖縄の民俗)
工業製品の...
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ヤシ科の常緑高木であるクバの葉で作られた容器。「つるべ」とも呼ばれ、井戸から水を汲み上げる際に使う。普通は水を汲むと下に沈んでいる泥が動くことで水が汚れてしまうが、クバジーを使うと水が汚れることがない。深い井戸の水を汲む場合には石などの重り...
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短い方の棒を握って、長い方の棒を振りまわして大豆や麦をたたいて脱穀するのでクルマンボーとよばれた。庭にニクブクと称する藁で編んだ敷物を敷いて、その上で車棒を振る風景は、まことに南国的であったとのこと。
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着物など畳んで重ねて保管していた。
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木や竹で作られた遊び道具の1つ。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 暮らし(衣・食・住) 風俗
歯車と歯車の間にサトウキビを差し込んで絞る。絞った汁を煮詰めて黒糖が作られる。砂糖車の動力は馬力である。現在は見られなくなったが、戦前は砂糖作業場で馬を追いながらキビを絞るのどかな風景が至ところの田園でみられた。
←写真は石製三本式サータ...
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食器の種類として:1.アラマカイ(飯碗)、2.チューカー(茶家=急須類)、3.ワンブー(深鉢類)、4.アンラガーミ(豚油入れ)、5.アンビン(水入れ)、6.デーファー(槢り鉢)、7.ミジクブサー(手洗鉢=女性用)、8.チョーズバチ(手洗鉢=...
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茅葺の家では、日よけとして使われていた家庭もある。
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現在のおたまのこと。
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鍋(シンメーナービなど)で、煮炊きするときにかぶせる蓋(ふた)のことで、芋の煮炊き、餅作りにはかかせない道具のひとつである。
沖縄本島では一般的に「カマンタ」「ハマンタ」、国頭地方・慶良間・宮古・八重山では、「ナビヌフタ(鍋の蓋)」「ナビ...
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主に餅を蒸したり、芋を炊いたりするときに用いられる鉄鋼製の大鍋。シンメーとは4枚のことで、鍋を作る際に鉄板を4枚用いたことからシンメーナービー(4枚鍋)と言われている。米が6升炊けるほどの大きさで鍋蓋は“シンタ”と言い、茅や藁などで作られた...
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一般に屋根の正面に造られているが、形はいろいろとあり、ほとんどが焼物で魔除けの他、火災の予防でもあると伝わっている。粟国島では、東、西、両部落に数多く見られ、そのほとんどが往来に面して置かれている。たとえば屋敷の位置によって往来が二つある所...
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